小悪魔girl_2 ((THE RAMPAGE)) (ページ20)

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水着ページ20

「何色が好き？」

樹「うーん、水着…黒」

「下着は？」

樹「白、かピンク」

「あはは、笑」

樹「正解は？」

「黒」

樹「おぉおー」

想像するなよ。絶対想像するなよ。
特に下着の方絶対想像するなよ。

「想像した？」

樹「し…た」

「もー笑ける、樹くん正直すぎ。笑」

盛り上がるな！
…でも…メッシュTシャツから黒の水着が透けるのか。

壱「やっぱ黒やろ」

慎「ありがとうございます」

見たいな。海一緒に行きたい。

「みんなで行けるといいよね、海」

樹「うん。めっちゃ楽しそう」

「ねえねえ、海の中でお姫様抱っこして」

樹「いいよ」

無理。露出多いのに密着とかだめだから。
壱馬さんも首を横に振ってるし。

よしそろそろ着くぞ。手離せ。

「もう着くね」

樹「もう着いちゃうの？Aちゃんの隣だと早く感じる」

「私も。本番がんばろうねっ」

車が停まりみんなぞろぞろ降りる。

慎「黒の水着見たい」

「聞いてたん？笑」

慎「たまたま聞こえたのー。」

「これ」

ってスマホの画面を見せてくれたけど
それは床に水着だけ置いてある写真で。

慎「違う、着たのが見たい」

「じゃあ海行こうね。その時までお楽しみ」

約束って小指出してきて
さっきまでのモヤモヤは消えた

こうやっていつも
少しでもいいからかまって。