小悪魔girl_2 ((THE RAMPAGE)) (ページ14)

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ドラマ4_i ページ14

「ごめん、出るね」

Aちゃんは若干息が上がった状態で電話に出た。
かなり夢中になってしまった。

頭がふわふわくらくらしてる。

「もしもし陣くん？え、ウィーケン？」

やば…陣さんのラジオの生電話だ…

『大丈夫？なんか息切れしてへん？笑』

「大丈夫大丈夫腹筋しててん」

『こんな時間に？』

「そーそー部屋で、」

『おー、頑張ってるやん！今まこっちゃんが来ててさ、』

「あー、慎ゲストなんや」

『そーそー、でさ、』

陣さんの声が若干聞こえる。

ポツンと残された俺。

Aちゃんの手を握るとこっちを見てニコッと笑う。さっきまでこんな可愛い子とキスしてたんだ。なんか急に好きな子を取られた気持ちになってちょっと意地悪したくなる。

近づいてそっと耳にキスすると、首を横に振って肩を押してくる。

我慢する姿に堪らなく興奮してぺろっと耳を舐めると、Aちゃんは自分の手の甲で口を押さえた。
お願い、早く切って。

『じゃー、リスナーさんに一言お願いします！』

「えー、と、いつも応援ありがとうございます。3rdシングルもみんなで盛り上がれる曲になってますので、みんなで夏を楽しみましょー！」

『はいー、ということで、Aありがとう！ほなねーまた明日』

「はーい、ばいばーい」

「もぉ、」

ちょっと挑発しても結局主導権はAちゃん
それすら心地いい。
それからまた、噛みつくようなキスをした。