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暫く彼の家を探索し、抜け出せる場所が無いか探した



一番最初に玄関に行ってドアを見た



しかしドアは特殊なものらしく内側にはドアノブがあるだけで、ロックの部分が無かった



他にも窓を見たりしたが、それも特殊なもので割れない



逃げ道は無し、か



そう思った時、インターホンが鳴った



「誰か来たのか?」



玄関に行き、覗き穴が無い為ドアに耳を当てた



「確かにここの筈だ」


「でも誰もいなさそうですよ」


「そうだな。一度警視庁に戻って・・・」



そう聴こえた時、僕は彼に言われた事も忘れて、声を出した



「助けて下さい!!」



とドアを叩いてそう言った



「誰かいますよ!!?」


「今開けるから待っていなさい!!」



良かった助かった。そう思った



キーピックで開けているのか、静かだった



少ししてドアが開いた

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作成日時:2017年1月6日 12時

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