其の2 ページ3
その直後、敦くんの体は虎へと姿を変えた。
そしてその標的は勿論……
太宰「Aちゃん!!!」
______ボクだ。
ガシャン!!
『やっぱり虎って力強いもんなぁ……』
太宰(かわした?)
ズルッ
太宰「なっ……!?」
「Aちゃん!!!」
『……』パン
太宰side
A「……」パン
手を合わせた……?
そして左手に右手を……?
『!?!?』
左手が武器に!?
これは……かなり興味深いね……。
Aちゃん……君は一体…。
グイッ
A「えっうわっ!?」
ポス
『少しくっ付いてい給え』
『君では私を殺せない。』
___人間失格
Aside
その途端太宰さんの指先が光り敦くんは元の姿に戻った。
そして……
ポス
太宰さんの胸に飛び込んだ。
太宰「……男と抱き合う趣味は無い!」ポイッ
『えっ一寸!?』
危ないなぁ……膝枕しとこ
太宰「……ズルイ」ボソッ
ん?
『なんか云いましたか?』
太宰「何も言ってないけれど」
『それなら良かったです。』
国木田「おい太宰!」
太宰「おおー国木田くーん」
国木田「何だこのメモは!」
『……要点もう一寸分かり易く書いてくださいよ…』
国木田「小娘の云う通りだ」
「もう少し分かり易く書け」
「お陰で非番のヤツも連れ出すハメになった…」
「皆に酒でも奢ってやれ」
非番の人……
「やるようになったじゃないか太宰。ま、僕には及ばないけどね!」
___江戸川乱歩 異能力【超推理】
「なんだい怪我人は無しかい?つまらないねェ。」
___与謝野晶子 異能力【君死給勿】
「でもどうするんです?その人自覚なかった訳でしょう?」
___宮沢賢治 異能力【雨ニモマケズ】
太宰「もう決めてある。」
何か嫌な予感がする……。
太宰「うちの社員にする!」
国木田「は、はぁぁぁぁ!?!?」
『やっぱり……』
乱歩「…」ジー
なんか、凄い江戸川さんが見てくる……。
怖いんだけど…?
乱歩「僕この子気に入った!」
「『は?』」
え何気に入ったって。
えっ?
えっ??(2回目)
えっ???(3回目)
はぁ???
『どういう事ですか……』
乱歩「だーかーらー、僕が気に入ったの!」
「後江戸川さんじゃなくて、乱歩!」
『……江戸川さん。』
乱歩「乱歩!」
『江d「乱歩!!」……乱歩』
乱歩「…そ、それでよし!」
与謝野「アンタ、罪な女だねェ。」
なんで歯切り悪いんだよ……。
て云うか罪な女ってなんですか。
取り敢えず……「敦くん、起きて」
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graply12(プロフ) - 鋼の錬金術師と文豪ストレイドッグス、どちらも好きな作品なので楽しみですね 頑張ってください!! よく見ています💕 (4月12日 13時) (レス) id: 53daeb10be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ただの猫 | 作成日時:2024年1月24日 23時