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人生万事塞翁が虎 ページ2

Aside

ガツガツガツ……

現在目の前で敦くんがとてつもない量の茶漬けを食べております……。
なんでそんな入るんだろう……。

そういえば、エドたちどうしてるのかな……彼の時
庇ったから重症なだけだったのかも……。
ロイ兄、置いてっちゃったし、一寸は恩返ししたかったけどな……
イズミさんだってお礼も何も出来てないし……

大宰「__ところで敦くん、Aちゃん。」
「この後空いてるよね?」

ゾワァッ……

厭な予感がする……チラッ

敦「……汗」

敦くんも多分同じことを考えてる……。
………やっぱ厭な予感しかしない!!!

国木田「は?おい太宰!?」

なんか着いて来ちゃったけど……。
倉庫?

敦「こんな僕なんて…居ない方が……」

『……敦くん。』

敦「…?何?」

『一つ質問するから、それに答えて。』

敦「あっ、うん……?」

『一夜で100人殺.した殺人鬼は死刑にされました。』
『この時殺人鬼と被害者、どっちが死んで哀しまれると思う?』

敦「うーん……被害者の方、かな。」

『そっか、』

僕の場合は違う。

『僕の場合、殺人鬼の方が哀しまれると思う。』

敦「どうして?」

『だって、殺人鬼は死んでもちゃんと罪を償いきれてないから。』

太宰「!!」

『ちゃんと寿命を迎えるまで、罪を償い続けた方がいいと思うから。』

それにしても

『「本当に虎は出るんですか?」』

太宰「出る。」

『と云うか、…こんな丸腰の3人が、虎に勝てるんですか?』

太宰「おや、私を誰だと思っているんだい?」

誰って……そりゃあ

『武装探偵社員?』

太宰「そう、だから実質、丸腰では無いのだよ。」

『そういうものですか……』
『…あ、満月。』

太宰「去説、そろそろかな。」

ガタッ!!

敦「そ、そこでなにか物音が!!!」
「きっとアイツだ!!僕を殺.しに来たんだ!!」

『敦くん、虎はあんな狭い所から来ないよ。』

太宰「Aちゃんの言う通り、あんな所から虎は来ない。」
「其れに可笑しいんだよ。」

「虎が現れたのは2週間前、君が来たのも2週間前。」
「鶴見川で虎が出たのは4日前、君が鶴見川に来たのも4日前。」

『偶然なら、どうしてこんなに日が重なるの?敦くん』

敦「何云って……」

太宰「異能力者にはその力を使いこなすものが居れば」
「逆に、その身を滅ぼす者もいる。」

「『君も異能力者だったんだよ。』」

『虎は貴方ですよね。』















_______敦くん。

其の2→←序章



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graply12(プロフ) - 鋼の錬金術師と文豪ストレイドッグス、どちらも好きな作品なので楽しみですね 頑張ってください!! よく見ています💕 (4月12日 13時) (レス) id: 53daeb10be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ただの猫 | 作成日時:2024年1月24日 23時

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