6話 ページ8
「サスケ、さっきのおばさんとの会話......聞いてたんでしょう」
「.....」
サスケは何も答えなかった。
だけど、答えなんて聞かなくてもわかる。
この子はとっても優しい子だから、おばさんが私に言ったこと、全部本当だと思って私に気を使ってるんだ。
本当は、誰よりも孤独で.....誰よりも愛情に飢えているのに。
「サスケ、わたしはね、サスケの優しいところが大好き。いつも私のことを気遣ってくる、優しいところ。
それから、笑顔が可愛いところ。最近はあんまり笑ってくれないけど、サスケが笑うととっても幸せなんだ。
それから、」
「もうやめろ！なんだよ、それ.....」
サスケをそっと抱きしめる。
昔もこうやってよく抱きしめてたなあ。
あの時はまだサスケは小さくて、腕の中に簡単に収まるほどだったのに。大きく、なったなあ。
「サスケ、何も気にしなくていいんだよ。私は、確かにイタチの弟だからサスケのことが好きだった。だけどね、今はもう、それだけじゃないんだ。
私は、あなたを愛してる。
ナルトの方が大事、とか、そんなことないんだよ。
二人とも血は繋がってなくても、大事な、大事な私の弟なんだ。」
サスケは消え入りそうなほど小さな声で私を呼ぶと、そっと私の背中に手を回した。
「大丈夫、大丈夫」
私がずっと、そばにいるよ。
じんわりと肩のところが湿って行くのには気づかないふりをした。
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紗菜 - 続き、待ってます。 (2022年12月13日 23時) (
レス) id: c2a2213ca9 (このIDを非表示/違反報告)
ﾜｽ - 応援してます(˘ω˘ ) (2022年2月7日 9時) (レス) @page47 id: f51baff03e (このIDを非表示/違反報告)
がー(プロフ) - もう大好きです！絶対続編読みたいです！もうやばいで大好きいいいいいいい！！！ (2019年9月26日 0時) (レス) id: 8eb0f6b23c (このIDを非表示/違反報告)
センカ(プロフ) - 心さん» コメントありがとうございます！おもしろいと言っていただけて本当に嬉しいです！とてもやる気が湧いてきました！ (2019年6月14日 19時) (レス) id: f204811481 (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - 初コメ失礼します。とても面白いです。更新頑張ってください！ (2019年6月13日 7時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：センカ | 作成日時：2018年10月21日 18時
