嘘19。 ページ20
彼女に恋をした。
歳も10以上離れている。
それでも、好きなものは仕方ない。
こんなこと、許されるはずがない。
もやもやとした感情を抱きながら、僕は決心した。
ーーーーーーーーーー
sideA
今日も元気に魔女退治!
なんだけどここのところ使い魔しかいないなぁ
まぁ、グリーフシードのストックはまだそこそこあるからいいけど。
反応の感じからして今日も使い魔かな。
路地裏に入って変身すると案の定使い魔が攻撃してきた。
「よいしょっ…と」
歌を大きな声で歌うと疲れるので、最近は小さな声で歌うようにしている。
ベルセルクを歌ってマイクを鎌にする。
ついでに周りの落ちてる石ころもマスケット銃にして、発砲した。
この歌便利。
鎌を振って追撃を送る。
あと少しで勝てそう。
が、
ゴキッという鈍い音。
目の前には知らない少女。
服装からして魔法少女かな。
手にはナックルを付けており、それで鎌を受け止めたようだ。
その隙に使い魔は逃げてしまった。
ナックル少女が口を開いた。
「あんた、何してくれてんの?あんたがまだ魔女になってない使い魔を全部ヤっちゃうから、すごい迷惑してんの。」
どうやら彼女、グリーフシード目的の魔法少女らしい。
「いいじゃん、正義の味方のフリして全部倒しても。」
と言うと癇に障ったのか殴りかかってきた。
でも、実力は高くないみたい。
鎌で受け流して、全部避けた。
私は才能も素質もそこそこ高いからね。
軽く反撃で飛ばすと、立たなくなった。
「ぐぅ…覚えてろ…」
それ、負け犬のセリフじゃん。
倒れたナックル少女を放置して、逃げた使い魔を追った。
ーーーーーーーーーー
今日も“散歩“が終わって、家に帰った。
「ただいま」
返事はなかった。
机の上には置き手紙が。
『少し買い物に行ってきます。晩御飯はたまには僕がつくるから、作らなくていいよ(*^ω^*)』
とご丁寧に絵文字までついていた。
じゃあ、ちょっと休もうかなぁ。
部屋に戻って、ベッドに入る。
そのまま、すっと眠ってしまった。
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Noël(プロフ) - 菜々子さん» ご愛読ありがとうございます!返信遅くてごめんなさい!歌い手さんの小説はいっぱいあるのですが、まどマギの小説って少ないので、自分で書いてみました。これからもよろしくお願いします! (2019年7月6日 23時) (レス) id: 8b64dfbffa (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - まどマギも歌い手さんも好きなので嬉しいです!! (2019年6月27日 13時) (レス) id: 68277ba8b3 (このIDを非表示/違反報告)
Noël(プロフ) - 甘歌@ラさん» コメントありがとうございます。返信遅くなってしまい申し訳ございません!嘘を認めるか、互いに見て見ぬ振りか……。のろのろ更新ですが頑張ります! (2019年5月4日 21時) (レス) id: 8b64dfbffa (このIDを非表示/違反報告)
甘歌@ラ - まふくんを止めたいようなでもそしたら、、って思ってそれにいつかは魔女にって思うと凄く悲しくなりました。まどマギと歌い手って他には無い感じで良いですね!!遅くてもいいので無理をしない程度に更新頑張ってください!長文失礼しました。 (2019年4月30日 0時) (レス) id: a3c5be2b07 (このIDを非表示/違反報告)
Noël(プロフ) - ミリアンさん» 読んでいただきありがとうございます!ペースは落ちてしまいますが、更新頑張っていきます。 (2019年2月4日 16時) (レス) id: 8b64dfbffa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Noël | 作成日時:2018年11月30日 19時