Episode.25 ページ26
「おはよう。」
「おはよ、Aちゃん、」
私は、倉田さんの家から自分の家に一旦戻り
新しい服に着替えてから、カフェへと向かった。
頭の中をぐるぐると回るのは、あの歌で...
それでも、私をその歌から遠ざけるのは、この耳にある和月のピアスで...
嬉しい、すごく嬉しいんだ。
でも、このピアスを取ってしまえば、和月は必要がないと見てる気がして...
私はこのピアスを手放せない。
「今日は元気そうだね」
「あっ、うん..多分、くしゅん!」
昨日の雨のせいだろうか、少し寒い気がする。
「風邪引いちゃってるじゃん。」
「昨日雨に打たれたからかな...」
楓ちゃんは何も言わず、温かいコーヒーを出してくれた。
「ごめんね?...ありがとう」
私は勤務中にも関わらず、コーヒーを一口口に含んだ。
まだ店内にお客さんも2.3人だし大丈夫か
その時、扉の鈴の音が鳴り、入ってきたのは
「SHARKの皆?、どうしたの?」
SHARKの皆は緊張した面持ちで、私の所に来ては
哲平が誰よりも早く、口を開いた。
「俺たちの新ボーカルが決まりそうだって。」
その一言を聞いた瞬間、私は何も言えなかった。
ただ、かたかたと震える手をもう一方の手でぎゅっと押さえるしか...
「倉田瑞希。」
海くんが呟くように言ったのは
私が、心の片隅にある人物だった。
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紫耀担の恵梨加 - 感動しました！本当に泣けました…続き待ってます！ (2014年2月5日 17時) (
レス) id: bce31b21aa (このIDを非表示/違反報告)
心優(プロフ) - 月姫さん» ありがとうございます!すごい泣いてくれるとは思っていなかったので、すごくうれしいです*、まだまだ更新は続くので、ぜひ待っててください!! (2014年1月18日 12時) (レス) id: 0960c4758c (このIDを非表示/違反報告)
月姫 - 泣いちゃいました(ノД`)・゜・。物語とはフィクションとは思えないほど・・・更新頑張って下さい！！！楽しみにしてます♪ (2014年1月18日 12時) (レス) id: c5f3ae33a5 (このIDを非表示/違反報告)
心優(プロフ) - 桜姫さん» ぁりがとぅござぃます!!、めちゃくちゃ気になっちゃってください* (2014年1月16日 20時) (レス) id: 0960c4758c (このIDを非表示/違反報告)
心優(プロフ) - ゆぅな(*^^*)さん» ぁりがとぅござぃます!!、すごい嬉しいです*、また良かったらご感想などコメントくださいね* (2014年1月16日 20時) (レス) id: 0960c4758c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心優 | 作成日時：2014年1月13日 11時
