Episode.2 ページ3
「和月、!!.....」
どこかで叫び声に似たようなものが聞こえる。
走っている私は多分暴れ馬のような姿だったと思う。
「一加さん...? 」
「本当にごめんなさい、」
一加さんが私に気づくと、深く頭を下げた。
その時、見えたのが...あの私の部屋に来るときに着ていた
和月の白いコート...
和月、?...嘘だよね、夢だって...
またあの笑顔見せてよ
一番信じてたのに、ほんと情けないよ
「Aは真に受けるタイプだからな...」
そう言って、私を安心させてよ
なんでこういうときだけ、嘘をついてくれないの
和月の事、嫌い...
でも、私は和月に駆け寄って、そっと頬に手を当てた。
人肌じゃない、すごく冷たくて...
「Aちゃん、私のせいなの...私が、」
「一加さん、私...一加さんの事信じてました...」
一加さんが私と視線を合わせてくれなくなる。
「なのに、今裏切られた感覚です。」
一加さんが今にも泣きそうな顔をして、私と数回目を合わせる
「でもね、和月が「責めるな」だって、」
私がクスッと微笑むと、一加さんは私に駆け寄り
そっと掌に何かを持たせた。
「これね、和月がAちゃんの誕生日に準備してた、ピアス...」
私がそっと掌を見つめると、小さなハートのピアスがあった。
「和月に渡して欲しかったな...」
私はピアスをぎゅっと握りしめた。
和月、君が言ってたこと...そしてこのピアス
そんなものがあると..
忘れられなくなっちゃうよ...
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紫耀担の恵梨加 - 感動しました！本当に泣けました…続き待ってます！ (2014年2月5日 17時) (
レス) id: bce31b21aa (このIDを非表示/違反報告)
心優(プロフ) - 月姫さん» ありがとうございます!すごい泣いてくれるとは思っていなかったので、すごくうれしいです*、まだまだ更新は続くので、ぜひ待っててください!! (2014年1月18日 12時) (レス) id: 0960c4758c (このIDを非表示/違反報告)
月姫 - 泣いちゃいました(ノД`)・゜・。物語とはフィクションとは思えないほど・・・更新頑張って下さい！！！楽しみにしてます♪ (2014年1月18日 12時) (レス) id: c5f3ae33a5 (このIDを非表示/違反報告)
心優(プロフ) - 桜姫さん» ぁりがとぅござぃます!!、めちゃくちゃ気になっちゃってください* (2014年1月16日 20時) (レス) id: 0960c4758c (このIDを非表示/違反報告)
心優(プロフ) - ゆぅな(*^^*)さん» ぁりがとぅござぃます!!、すごい嬉しいです*、また良かったらご感想などコメントくださいね* (2014年1月16日 20時) (レス) id: 0960c4758c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心優 | 作成日時：2014年1月13日 11時
