ミスティック3 ページ26
あなたside★
この子、まさか!
『ななっ』
やべ言いかけたわ。あっぶな
な「この人知り合い?」
さ「知らない人」
それただの危ない人になるじゃん!!
な「それ危ない人なんじゃ…」
ほら!ちょっと眉間にシワよってんの気づいてないでしょ、本人の前でよ?良くねぇよー!!
ってか皆ちっちゃくない?勝手に大人だと思ってたけど…違うの?
『皆何歳?』
こ「11歳だけど?」
うっそーん…そりゃ危険な人だわ
ずっと思ってたけど、さとみくんさ?なんか一人服小綺麗じゃない?なんか皆と違う感。
『さとみくんってなんか…違うね』
なーくんところんが二人で話し始めてしまったため、何か言わなければと思ったのだろうか。
多分質問を間違えた。
さ「…俺ね、昔からちょっと違うって言われる。自分では普通にしてると思ってる。でも、身長高くて、喋り方が合ってないとか、」
さ「虐められてた時もあった。」
その一言をこんなにも知らない人に言うって…。話して楽になるなら、話して欲しいとも思う。
でも、何も知らない今の私に言えることは少ないから。
ギュッ
『ごめんね…』
言いたくないことを言ったかもしれない。現実では明るかったから、違うのかもしれない。
こんなにも君がさとみと重なるなんて思わなかったよ。違う人じゃなかったの、?
さ「話聞いてくれてありがと。A、俺君に会ったことあるんだよ、夢の中でだけどね」
さ「Aはさ夢の中で未来の俺っぽい人と楽しそうに喋ってる。こっちには見向きもしないのに。」
多分これは現実世界の話。この子は何者なの…?
それでも目の前の現実を大切にしてることが伝わってくる。
さ「でも、最後はギュって今みたいに泣きそうな顔で抱きしめてくれたの。なんでだろーね」
私は「現実世界」なんて場所を分けてた。
だけどちゃんとみんなの世界があって、その世界一つ一つと向き合わねばならないことを知った。
私にしてみれば旅行感覚だったのかもしれない。
知らない街、知らない人、新しく触れ合うこと。
でもそれは違った、全てが私もその中にいる一人なんだから。
『これからはちゃんと話すよ』
さ「約束ね」
そうして指切りをさとみと交わした。
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オオイヌちゃん(プロフ) - えある。さん» え、ありがとうございます😭これからも更新頑張りますね! (2023年4月12日 20時) (レス) id: e0f8d1141d (このIDを非表示/違反報告)
えある。 - リンクがあってよかったぁ こんな神作品見つけられてなかったらもったいなすぎるっ 神作ありがとうございます! (2023年4月12日 17時) (レス) id: 9c1c96d73e (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - ゆりさん» ありがとうございますっ!これからも見てくれると嬉しいですっ! (2023年1月25日 21時) (レス) id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
オオイヌフグリ(プロフ) - ゆりさん» ありがとうございます!インスタなんかもやってるので、仲良くしてくださいね! (2023年1月24日 21時) (レス) id: e0f8d1141d (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - めちゃめちゃ面白い作品ですね!!応援してます!投稿頑張ってください!あと、2人の語彙力を私に分けてくd((((ごめんなさい、なんでもないです。応援してます! (2023年1月24日 19時) (レス) @page9 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:叶乃&オオイヌちゃん x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2023年1月10日 14時