幻の6人と最強の女の子【stpr】【鬼滅の刃】

第十七話 ページ22

あなたside


親「禰󠄀豆子には鬼舞辻にとって予想外の何か(・・・・・・)が起きているのだと思うんだ。わかってくれるかな？」



な「…るぅちゃん」


る「！わかりました。」



…？何をするk…



その瞬間、黄唐さんは親方様の館の中に置いてある私の近くにあった禰󠄀豆子さんの入っている箱をすごい速さで、外に持って行った。




『！？禰󠄀豆子さんを離してくださいっ！』



そう、禰󠄀豆子さんに向かって私は走った。




でも…




ジ「ちょっとおとなしくしててや。」




んなっ…



体格のとてもいい橙代さんに押さえつけられて、さすがの私でも身動きが取れなかった。



『何をする気ですか！！』





な「鬼を…殺すだけだよ？」




やめっ…





玲「なーくん、だめよ。」





な「っ！？師範…」




『玲姉さん…久しぶりですね！』




玲「Aちゃん久しぶり！親方様、お久しぶりです。柱の皆様初めまして。改めまして、詩(うた)の呼吸の使い手、綾苺 玲と申します。そして、手紙でも申した通り私の弟子たちのご無礼をお許しください。本当に申し訳ありません。今日はこれで失礼いたします。あなたたち、帰るわよ。お話しすることがあります。」



莉「でもっ…玲「莉犬？」はい…」



そう言って玲姉さんは私に禰󠄀豆子さんの入った箱を渡しこう言った。



玲「Aちゃん。禰󠄀豆子を守ってあげて。この子は確実に鬼舞辻を倒す大きな鍵になるわ。じゃあ…元気でね。」



『はい…！玲姉さんもお元気で！』





親「…玲のことはあとで話そうか。炭治郎。禰󠄀豆子のことを快く思わないものはまだいるだろう。証明しなければならない。これから炭治郎と禰󠄀豆子が鬼殺隊として戦えること、役に立てること。
十二鬼月を倒しておいで。そうしたらみんなに認められる。炭治郎の言葉の重みが変わってくる。」




炭「俺は…俺と禰󠄀豆子は鬼舞辻無惨を倒します！俺と禰󠄀豆子が必ず！悲しみの連鎖を断ち切る刃をふるう！」




親「今の炭治郎にはできないからまず十二鬼月を1人倒そうね。」



炭「はい」




待って…笑っちゃいそう。


しのぶさんとか下向いてるし…w




親「鬼殺隊の柱たちは当然抜きん出た才能がある。血を吐くような鍛錬で自らを叩き上げて死線をくぐり十二鬼月も倒している。だからこそ柱は尊敬され優遇されるんだよ。それはAと先ほどの6人も同じだ。炭治郎も口の聞きかたには気をつけるように。」

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