花魁目指すはずが、なぜか忍者目指すことになりました2 【RKRN】

63話 ページ20

他の委員会が来たら困るし、走って階段を上る。

途中で罠のようなものも見かけたが、先程の罠のような分かりづらさは無く、頑張れば避けれる程だった。


『こ、ここが金楽寺……』


金楽寺にはすでに作法委員会がおり、予算を貰おうと潮江先輩を説得している。

えまって、あの潮江先輩と1体1で話すとか怖すぎじゃない！？
威圧感で○ぬけど！？！？

間もなくして作法委員会は三木ヱ門によって吹っ飛ばされた。
予算取れなかったんだな。お疲れです。


潮江｢次！入れ！！｣


『は、はい……失礼します。生物委員会です』


潮江｢竹谷たちはどうした？｣


『1年生が作法委員会の罠にかかってしまったので助けています。そのため私一人で来ました』


潮江｢そうか｣


『こちらが予算書です』


潮江先輩の圧に怯えながらも、しっかりと見つめ返す。
予算通れっ！！！！！！


潮江｢………………｣


『…………？』


潮江｢却下だ！！！！！！！｣


『ええええええ！？な、何でですかっ！』


まさか却下されると思っていなかったから聞き返す。

生物の餌とおやつくらいしか書いてなくない！？


潮江｢このお菓子代に決まっているだろうが！！！生物の餌代ならまだしも、お菓子代は出さん｣


『えぇ！？
私たちじゃなくて生物にあげるお菓子ですよ！？』


潮江｢生き物たちにわざわざお菓子をあげなくていいわ！！｣


潮江先輩に反撃しても、言い返されちゃう。
先輩の言ってることが的確過ぎて……()


田村｢ごめんな、A。友達をこんなふうにはしたくないけれど……｣


『ちょ、ちょっと待って三木ヱも……』


田村｢ユリコ！！ファイヤー！！｣



ドカーン！！！！！！！

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