青春の18ページ ページ19
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翌朝、偉い!私は慎のた!め!に!ちゃんと学校へと向かうのでした。毎朝同様、潤にマイケルとの二度寝を阻止されて無理やり起こされたからっていうのもある。
「おはようございまーす。」
安元「おっ、ちゃんと来たってことはしんのすと仲直りした?」
「野暮なことは聞かないもんですよ。まあでも慎はガキだから自分から謝ってこなかったですけどね。」
と言って慎に向かってあっかんべーをしたらムスッとした顔に変わった。事実しか言ってないのに、これだからプライドの高い男はイヤね。
間島「またAは余計なことを…。」
菅沼「たちはプライド高いのがたまにキズだよねー。素直になればいいのにさ。」
福山「お前は逆に少しくらいプライドを持て。」
小野「潤は人のこと言えないよね。」
「お前もな。」
近藤「Aにもないよね。」
「はあ?!失礼な!」
日野「あるの?」
あるわ!と言いかけてちょっと待てよ、と考え始めたけど…うん?あれれ?おかしいな…見当たらない。
立花「…はあ。なんでこいつらと幼馴染なんだろう。」
安元「相変わらずうるせえな、お前ら。もういいから席つけ。出席とるぞ。」
そう言われて各々、自分の席につく。出席をとり終えたボブチャンチンがなんか喋ってるけど、私は窓から見える澄み渡る空をボーッと見つめていた。
安元「えっと今日は…19日か。日直、黒板の日付け変えとけよー。そんじゃ朝のHRは以上だ。くれぐれも授業サボんなよ!」
明らかに私に向かって言った気がしたけど、そんなことどーでもいいや。今日はいい天気だな…屋上で日向ぼっこしたい。
みんな1限目の授業の準備に取り掛かる中、日向ぼっこに潤でも誘おうかと携帯を取り出しパッと待ち受け画面を見ると4/19という表示に目がいった。あれ…あと1週間で慎の誕生日だ。
「…やっばーーーい!忘れてた!!」
知らない間に叫んでたみたいでクラスメイト達が私をガン見してくる。見るんじゃないわよ!
日野「A、まさか宿題忘れてたの?」
「え?宿題?何それ。」
立花「はあ?今日までって出されてた宿題あっただろ。」
菅沼「やば!俺、忘れてた…。」
「あー…これか。まじー!私、抜けるから!このノート先生に出しといて!!じゃあ後よろしく!」
間島「えっ、いいけど…ってAどこ行くの?!」
近藤「また抜けたの?」
小野「じゃあ俺も…!」
『ほら小野、席つきなさい。授業始めますよ。』
小野「ちぇー。」
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霜月藍(CV日野聡)(プロフ) - ぽんさん» あ、マスター主人公だったのか(←ノるなよ)。でもぽんさんの想い、ちゃんと伝わってますよ。私も同じ想いです。こんなおじいちゃん、いや、親戚の叔父ちゃんとかでもいいから近くに欲しい。 (2018年3月9日 22時) (レス) id: f1de22f120 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 霜月藍(CV日野聡)さん» もしかしたらマスターに一番夢を込めてるかもしれない…こんなステキな大人がいたらいいのに、という私の妄想が溢れたマスターのお話です(違う) (2018年3月5日 15時) (レス) id: 5a878bcdf8 (このIDを非表示/違反報告)
霜月藍(CV日野聡)(プロフ) - どうしよう....マスターが好きすぎる (2018年2月2日 11時) (レス) id: e604f57806 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - アキラさん» コメントありがとうございました。これからもゆるーい空気感でやっていきます!また遊びにいらしてください♪( ´θ`) (2018年1月9日 18時) (レス) id: 1dc41fe2db (このIDを非表示/違反報告)
アキラ - こんばんわ。読んでいてとても楽しいです!!これからも更新頑張ってください!応援してます。 (2017年12月28日 1時) (レス) id: 52d4259820 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽん | 作成日時:2016年10月31日 7時