これでも22歳だコノヤロー！2

第78話 ページ36

Aside




総悟が誰かと話している声が聞こえた



見ると扉は外れていて万事屋のみんなと近藤さんが一緒にいた









無事で良かった.....









私は駆け寄って



A｢近藤さん！早くこっちに移ってください｣




土方｢オイィィィィィ踏んでるぞォォォォォ｣








足元がなんだか不安定だと思ったら土方さんがパトカーと車両に挟まれ手と足で耐えていた









A｢げっ｣



土方｢げっ、ってなんだァ！？早く降りろォォォ｣



A｢は？私が重いって言うのかよ｣



土方｢ここでつっかかってくんなァァァァァつーかてめーらなんで当たり前のように人を橋のように扱ってんだ！？｣



近藤｢待ってくれトシをおいて俺だけ逃げろというのか！！｣



土方｢そこでもめんなァァァ！！｣









いつもの土方さんで少しほっとしつつ、うるさいなとも思う




土方さんが さっさとしろ、とせかしていると河上万斉万斉のバイクが突っ込んで来て旦那がパトカーから投げ出された




新八くんの 銀さん！、と叫ぶ声と同時に離れていた先頭車両が迫り私たちは列車の中に避難した




さっきまで私達の乗ってたパトカーはグシャリと潰れ入口をふさいだ




あのままだったら私達もあのパトカーと同じ道を辿ったと思うとゾッとする









ガシャァァァァン！！





土方さんが入口の壁を斬り金属が砕ける音が耳をつんざく



その隙間から伊東の姿が見えた









土方｢オメーら先行けェェェェェ｣








その声に従い私達はさらに奥へ奥へ進んだ









そのわずか数十秒後、とてつもなく大きな衝撃と音に襲われた

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