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「それより!
私、最近ブライア先生といろんな地方行ってるのよ。
あの時よりも強くなったわよ。うふふ当然見たいでしょ?」
『あったり前じゃん!てかこっちダブルバトルなんだね!
初心者すぎててんやわんやだよ』
「ちょうどバトルコートもあるし位置に着きなさいよ」
▼ポケモントレーナーの ゼイユが
勝負を しかけてきた!
◆
▼ポケモントレーナーの ゼイユとの
勝負に 勝った!
「あーあ、その容赦のなさ!全然変わってないわね!
何が初心者よ!ボコボコにしてくれちゃって!」
向こうからゼイユが悔しそうに、けど楽しそうに近づいてくる。
『うーん、ダブルバトルというよりかは1対1対2みたいな感覚。』
「タイプ相性とか、持ち物次第じゃあんたでもそのうち負けるわよ!ダブルバトルにはその楽しさがあるからね」
『ん、だよねぇ...ちょっと構成練るかあ。やっぱりポケモンは楽しいなあ。』
「ねぇ、ところでさスグとは......会った?」
急に話が旋回して、私の肩はぎくりと跳ねた。
スグリ、スグリかあ。
『会ってないよ...なんかどんな顔したらいいかわかんなくて』
「あ、いや...会ってないならいいんだけど」
『どういうこ...「どうしてこんなこともできないんだよ!!!」』
気まずそうにするゼイユに問おうとした瞬間向こう側からすごい怒鳴り声が聞こえた。
「この声...!!」
声のする方に駆け寄ると、だいぶ風貌の違うスグリと
1人の男子生徒がいるのが見てとれた。
不機嫌そうに足を揺らしながら男子生徒を睨みつけている。
え、あれ?スグリ!?うそ、
『(めっっちゃグレてる!!!)』
もしかしたら私はとんでもないコンプレックスを彼に植え付けてしまったのかもしれない。髪を上にまとめて、以前よりも明るみになった顔は怖いくらいに歪んでいる。
「やっぱりスグリだ...すっごいニアミス」
『ね、ねぇゼイユ...あれ本当にスグリ?なんか感じ違うってかあれもう別人だよね!?』
「試合用のポケモン五匹は育ててって俺言ったよな?」
「ご、ごめん...今月は家の用事で忙しくて...」
「そっか、わかった。だったら一生弱いまんまでいたら?」
「い、いやそれは...」
「はいストップ、でけー声したと思ったら何事だよ」
彼らの間に割って入ったのは見慣れたピンクの髪の毛。
あ、っと声を洩らしてしまった。
仲裁に入った彼はたくさんの見慣れないポケモンを抱いて、不思議そうに顔を彼らに視線を向けていた。
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きゅんた(プロフ) - きっしーさん» 前半から見ていただいてありがとうございます(^^)♡また次回作もよろしくお願いします(^^)♡ (1月27日 0時) (レス) id: 032da0ee49 (このIDを非表示/違反報告)
きゅんた(プロフ) - 夏芽さん» 読んでいただきありがとうございます!キビキビパニックめちゃくちゃご要望多いです...!どう考えてもペパーとスグリとハルトの三つ巴戦争になりそうなのですが(笑)一回書いてみてお見せできそうなら公開しますね(^^) (1月27日 0時) (レス) id: 032da0ee49 (このIDを非表示/違反報告)
きっしー - この作品とても良かったです!前半から見ていてずっと好きでした!ありがとうございました! (1月24日 19時) (レス) @page39 id: 85d256f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
夏芽(プロフ) - 番外編のキビキビパニックも是非!! (1月22日 6時) (レス) @page39 id: 9ebd3fee2d (このIDを非表示/違反報告)
きゅんた(プロフ) - ルナさん» ヒロアカいいですね!実は10年くらい開設しているサイトなんですけど、マイボードの方にURL載せておいたのでそこからご覧になってみてください!ヒロアカ実は書いてたりするので。こちらのサイトでも何か思いついたら連載しますね! (1月21日 0時) (レス) id: 032da0ee49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゅんた | 作成日時:2023年12月11日 18時