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「ヤバいよ!スグ!ボールに戻した方がいいって!」
二、三歩後ろに下がった、ゼイユもそう叫んだ。
「う、うん!」
マスターボールを掲げたスグリが必死にテラパゴスを
戻そうとするが一向にボールに入る様子がない。
それどころか弾き返されたマスターボールら見るも無惨に真っ二つに壊れてしまった。
それを目にした瞬間ボールを取り出した。
これは、...やるしかない!
「も、戻らない...どうし『ハルト、手伝って!!!』」
「分かった!スグリくんは下がって!」
たじたじになったスグリを背後に押しやって私たちはテラパゴスに立ち向かった。
「テラスタルエネルギーが暴走している!?
このままでは危険だ...すまないが皆、テラパゴスを止めてくれ!!」
「ねえ!スグもはやく!
テラパゴスなんとかしないと...!」
「こ、こんなはずじゃ...違う...俺のせいでこんなことに!?」
▼ ポケモントレーナーの Aは
オーガポンを くりだした!
▼ポケモントレーナーの ハルトは
ウェーニバルを くりだした!
ーーー...
ーー
『(テラスタルオーブが足りない...溜まってもすぐに
オーブを吸収されてしまう...レイドに近いな...)』
「あ、やべぇ...俺もう手持ちが居ねえんだった」
バトルの分析をしていたら瀕死状態のウェーニバルをボール
に収めたハルトが耳を疑うようなことを言った。
いま、なんと...
『え?』
「いやさ、ステラタイプ捕まえようかと思って...
手持ち減らしたんだよ」
えへへ、と可愛く笑うハルト。さっきはあんなにかっこよく啖呵切ってませんでした?なんでこう言う時に限ってそんなポンコツミス起こすかな!...いや、そんなことより冷静にヤバい。ハルトの戦力が削がれたら残る戦力は...
『スグリ!一緒に戦って!!』
スグリしか居ないだろう。
ハルトの胸ぐらをブンブンと前後に動かしながらスグリを振り返ると、こちらは首をブンブンと横に動かしている。
「む、無理だ...!俺なんて!
で、できっこない......!」
そんなやりとりをしているうちにまたテラスタルオーブが奪われて、傷ついたオーガポンが片膝をついた。
「ぽに...」
『オーガポン!
スグリ...おねがい!力を貸して!お願い!』
「そ、そんな俺なんて...お、俺なんて...!」
「ぽにお...!」
「お、鬼さま...!A...うぅ、
うあああああああああ!!」
▼ ポケモントレーナーの スグリが
カミツオロチを くりだした!
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きゅんた(プロフ) - きっしーさん» 前半から見ていただいてありがとうございます(^^)♡また次回作もよろしくお願いします(^^)♡ (1月27日 0時) (レス) id: 032da0ee49 (このIDを非表示/違反報告)
きゅんた(プロフ) - 夏芽さん» 読んでいただきありがとうございます!キビキビパニックめちゃくちゃご要望多いです...!どう考えてもペパーとスグリとハルトの三つ巴戦争になりそうなのですが(笑)一回書いてみてお見せできそうなら公開しますね(^^) (1月27日 0時) (レス) id: 032da0ee49 (このIDを非表示/違反報告)
きっしー - この作品とても良かったです!前半から見ていてずっと好きでした!ありがとうございました! (1月24日 19時) (レス) @page39 id: 85d256f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
夏芽(プロフ) - 番外編のキビキビパニックも是非!! (1月22日 6時) (レス) @page39 id: 9ebd3fee2d (このIDを非表示/違反報告)
きゅんた(プロフ) - ルナさん» ヒロアカいいですね!実は10年くらい開設しているサイトなんですけど、マイボードの方にURL載せておいたのでそこからご覧になってみてください!ヒロアカ実は書いてたりするので。こちらのサイトでも何か思いついたら連載しますね! (1月21日 0時) (レス) id: 032da0ee49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゅんた | 作成日時:2023年12月11日 18時