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そうしてレポートの続きにはこうも書かれていた。


ーテラパゴスの影響であろうか。大空洞内では地上では見た事がないテラスタル現象が起きている。全てのタイプを宿したテラスタル...僕はそのテラスタイプを仮にステラと呼ぶ事にする。


『...なるほどね』

「ああなんてかがやかしい!ヘザーが記していないことがこんなに!」

「ブライアせんせー落ち着けって。なんでこんな謎空間で騒げんだよこの人。」


自分よりヤバいやつがいると冷静になるの典型的な図だ。
ハルトがいつもより大人しいことが面白くて私はバレないように肩を揺らして笑った。


「伝説のポケモン...テラパゴス...ゼロの秘宝...


早く奥いこうよ」


スグリのそんな言葉に私たちは一つ頷くと私たちは奥へ進む。


だがやはり大空洞、一筋縄では行かないみたいだ。
すぐに花のような結晶に阻まれた道が見えてくる。


「何これ?結晶?道塞いでんだけど。」

「これじゃ進めない」

「あんた達のなんとかドンでぶっ壊せないの?」

「出来ねぇことないと思うけど」

「待て待て!待ちたまえ!

おそらくこれはテラスタルエネルギーそのもの...
強引に破壊すれば何が起こるか予想できないよ」

『じゃあどうすれば...』



「テ テ テ」


『「!?」』



どこからともなく声が聞こえて振り返ると
そこには不思議なエネルギーをおびたキラフロルの姿。


「あれってAの手持ちにいたやつ...」


スグリがそう呟く。


『キラフロルってポケモンなんだけど、
なんか様子がおかしいな』

「...俺、ちょっと見てくる」


ハルトが歩みを進めた。
私たちに制止をかけるように片掌をこちらに向けて
ボールをギュッと握っている。



「ははーん、これが噂のステラタイプか。
そしたらお手並み拝見...だな!!」

「キラシチウ!!!」







ーーー...
ーー



「お、おーい...先、進めるよ!」


奥からスグリのそんな声が聞こえた。
あれからハルトと手分けして、交互にステラタイプのポケモン達を倒していく。その度に進路を阻害していたテラスタルエネルギーの塊も消えていった。


『(まぁ、そんなに強くはないな...)』


ミライドンに乗って戻るとスグリが少し俯いている。


「ほらスグ!なんか言うことあるんでしょ!」

『?』

「いや別に...Aとハルトに頼りっぱなしだなって思っただけだよ」

「別に気にしねーのに」

『うん、私たちは出来ることをやってるだけだから。』

「...先行かないと」

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設定タグ:スグリ , ポケモンsv , pkmn   
作品ジャンル:恋愛
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きゅんた(プロフ) - きっしーさん» 前半から見ていただいてありがとうございます(^^)♡また次回作もよろしくお願いします(^^)♡ (1月27日 0時) (レス) id: 032da0ee49 (このIDを非表示/違反報告)
きゅんた(プロフ) - 夏芽さん» 読んでいただきありがとうございます!キビキビパニックめちゃくちゃご要望多いです...!どう考えてもペパーとスグリとハルトの三つ巴戦争になりそうなのですが(笑)一回書いてみてお見せできそうなら公開しますね(^^) (1月27日 0時) (レス) id: 032da0ee49 (このIDを非表示/違反報告)
きっしー - この作品とても良かったです!前半から見ていてずっと好きでした!ありがとうございました! (1月24日 19時) (レス) @page39 id: 85d256f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
夏芽(プロフ) - 番外編のキビキビパニックも是非!! (1月22日 6時) (レス) @page39 id: 9ebd3fee2d (このIDを非表示/違反報告)
きゅんた(プロフ) - ルナさん» ヒロアカいいですね!実は10年くらい開設しているサイトなんですけど、マイボードの方にURL載せておいたのでそこからご覧になってみてください!ヒロアカ実は書いてたりするので。こちらのサイトでも何か思いついたら連載しますね! (1月21日 0時) (レス) id: 032da0ee49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きゅんた | 作成日時:2023年12月11日 18時

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