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そのあとはひとしきりテラリウムドームを楽しんだ。
リージョンフォームと呼ばれる姿形の違うポケモン。
実践型の授業方法。グレープアカデミーとは何もかもが違って新鮮だった。
ハルトは...どこかへ姿を消してしまった。
まあいつものことなので放っておいても大丈夫だろう。
『(スグリ...どこにいるんだろう。会いたいような、
会いたくないような気もするけど...)』
そんなことを考えているとスマホロトムが鳴り出した。
ロトロトロト...
『はいもしもーー「Aよね！？あたしゼイユだけど！」
あ、ゼイユ...ひさしぶ「聞いたわよ！あんた今ブルーベリー学園に留学してるんだって！？」』
相変わらずの勢いとこちらの言葉は聞いてもいないゼイユからの電話だった。この感じ...懐かしいな。
『ゼイユが来いって言ったんでしょ』
「ねえ、ちょっと顔見せなさいよ」
『うん、いいよ。どこにいるの？』
「えーっとそうね...テラリウムドームの中心にセンタースクエアって広場があるからそこで待ち合わせしましょ！待たせたら...」
『またドガース丸呑みとかいうんでしょ』
「わかってんじゃない！じゃ待ってるわよ」
ブチッと音を立てて切られたスマホロトムを数秒眺める。
ふふ、久しぶりだなあゼイユ。
『ミライドン、センタースクエアだって』
「アギャッス」
◆
センタースクエアに行くと、ゼイユともう1人が会話をしていた。後ろからそろそろと近づくともう1人の方が私に気づいた。
「ゼイユ......来客」
「A！久しぶりすっごく会いたかったでしょ」
『会いたかったよ。久しぶりだねゼイユ』
こちらに向かって小ぶりに手を振るゼイユ。
なんだかとっても久しぶりに感じる。
「時間...私は去る。会えてよかった。さよなら。」
ゼイユの後ろ側に居た少女が無表情のままそう言った。
お邪魔だったかな。
「あ、うんまたね！
あの子...同級生ですっごい面白い女なの。
というか...ふうん？
ブルベリにAがいんのすっごく不思議な感じするわ。
あんた全然変わってないのね」
私の頭から爪先までをくまなく見たゼイユがそんなことを言う。言っても数ヶ月だからね。人間そんな簡単に変わらないよ。
『あ、けど美容院行って染めたよ』
「そういえばあんたピンクだったっけ髪の毛」
『そう、金髪にしたの。ハルトと被るとどっちがどっちかわかんなくなるからさ。』
「そーいえばあんた双子は？きてるんでしょ」
『うん、どっかいった』
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きゅんた(プロフ) - きっしーさん» 前半から見ていただいてありがとうございます(^^)♡また次回作もよろしくお願いします(^^)♡ (1月27日 0時) (
レス) id: 032da0ee49 (このIDを非表示/違反報告)
きゅんた(プロフ) - 夏芽さん» 読んでいただきありがとうございます！キビキビパニックめちゃくちゃご要望多いです...！どう考えてもペパーとスグリとハルトの三つ巴戦争になりそうなのですが(笑)一回書いてみてお見せできそうなら公開しますね(^^) (1月27日 0時) (レス) id: 032da0ee49 (このIDを非表示/違反報告)
きっしー - この作品とても良かったです！前半から見ていてずっと好きでした！ありがとうございました！ (1月24日 19時) (レス) @page39 id: 85d256f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
夏芽(プロフ) - 番外編のキビキビパニックも是非！！ (1月22日 6時) (レス) @page39 id: 9ebd3fee2d (このIDを非表示/違反報告)
きゅんた(プロフ) - ルナさん» ヒロアカいいですね！実は10年くらい開設しているサイトなんですけど、マイボードの方にURL載せておいたのでそこからご覧になってみてください！ヒロアカ実は書いてたりするので。こちらのサイトでも何か思いついたら連載しますね！ (1月21日 0時) (レス) id: 032da0ee49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゅんた | 作成日時：2023年12月11日 18時
