スグリくん、あなたが望むなら。II

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ーーロトロトロト




『もしもし』

「お、A順調？」

『うん。とりあえず３人撃破。あとはポーラエリアのカキツバタさんだけだよ。そっちは？』

「今まで手持ちがひんしになることなかったけど、
バンバン倒されてやべーって感じ！
結構ヒリヒリした試合で楽しいわ！
俺もさっき戦って来たけどツバくんまじ強えよ。

俺は後ネリネさんだけだからまたお互い勝ったら連絡しようぜ！」


ブツぎりされたスマホロトムの画面を見つめてよし、と気合いを入れ直した。



「ようこそポーラスクエア四天王カキツバタのチームへ！
ブルベリーグ挑戦者...Aさんですね！

四天王にチャレンジするには50BP必要です！
お支払いいただけますか？」

『はい！』


スマホロトムをかざした瞬間に、後ろから少し低くて優しめの声が聞こえてくる。


「あーまてまて、そいつはいいんだよ！」

「ツバっさん！でも規則だから...」

「そいじゃオイラが払うわー...それならいいだろい？」


そう言ったカキツバタさんに私は手をブンブンと振った。


『だ、だめです！私払います！』

「いーのいーの、オイラにカッコつけさせてよ」


彼の申し出を素直に受け取れず右往左往していたら
ぽんぽん、と頭を撫でられた。相変わらずよくわからない人だ。


「わかった、免除するよ...」


「へへへ、悪いな。

そいじゃちょっくらコートにでもいこうぜい」


最終はフロントの子が折れてくれてBPの支払いは免除となった。カキツバタさんの後ろをついていくと、
少し薄暗いが、立派なバトルコートが見えてくる。
まあ、他のところと変わらないけど。


「ハルトにはさっき負けちまったからねぃ、

オイラドラゴン使いだけど寒いの割と好きだぜー
よし、じゃあやるかー」


軽く伸びをしてカキツバタさんは位置についた。
タイプ相性的にドラゴンタイプは得意だ。


『私も、負けません！』

「そうこなくっちゃな！」


▼ブルベリーグ四天王の カキツバタが
勝負を しかけてきた！


「ちゃあんと勝ってくれよ？期待裏切ったら泣いちゃうぜ」



ーーー...



▼ブルベリーグ四天王の カキツバタとの
勝負に 勝った！


『よしっ！』

軽くガッツポーズをした。これで四天王は倒せた。
思ったよりも苦戦したけどまずまずだ。


相性一番悪かったのアカマツくんだったかもなあ...
お互い晴パで苦戦した...


「ははは、流石だねぃ」

『対戦ありがとうございました！たのしかったです』

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