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なんか緊張してきた。
目の前に広がる学園を呆然と眺めた。
ハイテクとかそういう次元じゃない気がする。
「めっちゃ青いじゃん」
「青いでしょーこだわりのブルーベリー色なんだー!」
「あなたたちがグレープアカデミーからきた方ですか?」
シアノ先生とハルトが中身のない会話を広げているところに凛とした声が響いた。向こう側からピンク色の髪の毛の生徒が歩いてくる。
「お、可愛い子」
ハルトが小さく呟いた。
『パルデアから来たAと、こっちがハルトです』
「よろしくー」
「よろしくお願いします!噂になってた方達ですね!」
「こちらは2年生のタロちゃん。
そうだタロちゃん。良かったらAさんたちに学園の説明してあげてよ!」
「えっ、わたしがですか!?
校長いつも私にそうやって仕事押し付けてきて...
あっ、イヤとかじゃないですよ!?
そういうの良くないとおもいます!ってだけです。
うーんでも噂のAさんとハルトさんとお近づきになれるのはアリだなあ」
そうしてタロちゃんが学園を案内してくれる運びとなった。
ブリッジをまっすぐ進んでエントランスロビーまで向かうと
バトルコートのような模様が地面に描かれている。
『これってバトルコート?』
「そうです!ブルーベリー学園はポケモン勝負に力を入れてまして、目の前の中央コートでは公式戦などが行われます。
ポケモンを戦わせる機会は他の学校より多いですよ!」
「へー、話はマジなんだね」
潮風の気持ちいいバトルコートで目を細めた。
ハルトはもうやる気満々で、野生のポケモンの話をしだす。
「俺ポケモン捕まえてきたいんだけど」
「ちょっ...ちょっと待ってくださいね...!」
「あはは、すごいでしょ?この学園。
そうだ、タロちゃんと君たち勝負してみなよ。
実力も知りたいしさ」
「勝負ぅ?いいけど俺もAも強いよ」
突然のバトルの提案。そっか、実力を測るという点においてもバトルをしておくのはいいかもしれない。
「タロちゃんのお父上はイッシュのジムリーダーだし
タロちゃんも四天王だから学びがあると思うよ」
『へえ!ジムリーダー!』
「すげえじゃん」
「私の個人情報を勝手に...!そういうの良くないと思います!...とはいえ私もちょっとワクワクしてます!
ブルーベリー学園はダブルバトルが主流です!
交流試合頑張りましょうか!」
『「だ...ダブルバトルぅ〜〜!?」』
私とハルトの声がダブった。
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きゅんた(プロフ) - きっしーさん» 前半から見ていただいてありがとうございます(^^)♡また次回作もよろしくお願いします(^^)♡ (1月27日 0時) (レス) id: 032da0ee49 (このIDを非表示/違反報告)
きゅんた(プロフ) - 夏芽さん» 読んでいただきありがとうございます!キビキビパニックめちゃくちゃご要望多いです...!どう考えてもペパーとスグリとハルトの三つ巴戦争になりそうなのですが(笑)一回書いてみてお見せできそうなら公開しますね(^^) (1月27日 0時) (レス) id: 032da0ee49 (このIDを非表示/違反報告)
きっしー - この作品とても良かったです!前半から見ていてずっと好きでした!ありがとうございました! (1月24日 19時) (レス) @page39 id: 85d256f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
夏芽(プロフ) - 番外編のキビキビパニックも是非!! (1月22日 6時) (レス) @page39 id: 9ebd3fee2d (このIDを非表示/違反報告)
きゅんた(プロフ) - ルナさん» ヒロアカいいですね!実は10年くらい開設しているサイトなんですけど、マイボードの方にURL載せておいたのでそこからご覧になってみてください!ヒロアカ実は書いてたりするので。こちらのサイトでも何か思いついたら連載しますね! (1月21日 0時) (レス) id: 032da0ee49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゅんた | 作成日時:2023年12月11日 18時