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“五線譜が欲しい！！”
そう思っていると
案内してくれた人が五線譜をくれた。
優しい人だ！！！
｢んん〜、なんか違う〜！！｣
書き終えた私は楽譜と睨めっこをする。
なんて言うのかな？
今回も【和】をイメージしようとして.....
隣で寝てる人を見てたら違う感じになったんだ。
最早これは【和】じゃなくて【洋】だよ！！
この人の曲になっちゃったよ！！！
｢うぅ...。曲がぁ〜！！｣
いや、我ながらこの曲すごいと思うけどね？
何ていうかこの人の雰囲気にあってる...。
私の中のイメージだけどさ...?
｢ゔぅーん｣と唸っていると、
案内してくれた人が
私の目の前のテーブルに紅茶を置いた。
｢あ、ありがとうございます..｣
｢いいえ、呼んだのは私だもの。
これくらいしか私には出来ないのだけれど...｣
そう苦笑すれば、私の隣で寝てる人を起こす。
隣で寝てる人の名は、“輝夜”と言うらしい。
すっごく人形みたいに顔整ってる上に、
やっぱり人形に見える。
いやほら、瞳とか紅い硝子玉みたいな？
失礼って？だってそうじゃん？？
私は！！思った事を！！言っただけだ！！！
｢ん〜、もうちょっと寝かせて〜｣
｢駄目よ、起きて。紅茶が冷めてしまうわ｣
｢えぇ〜、ハーブティー？｣
｢いいえ、フレーバーティーよ
フレーバーティーなら、
紅茶の苦手な人でも比較的飲めるかと思って｣
そんな声が聞こえてくるけど、
フレーバーティーよりハーブティーが好きです。
続く
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