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「余所見していて...すみません!!」


咄嗟に私が謝ればクスッと笑う目の前の人。
制服的に演劇科の人だ。
そして登校中によく話す人ランキングに
入ってるはずの人でもある。


「相変わらず元気が良いのね。
貴方のそういう所、嫌いじゃないわ。
そういえば、エルは茶道部だったわよね?
今日が活動日だと記憶していたのだけれど.....?」

「うぅ...、メロディが消えて言っちゃって.....」

「メロディが.....?
静かな処なら提供出来るけれど.....。
紅茶、飲めるかしら?」


こてんと首を傾げる目の前の相手。
私が咄嗟に頷けば「良かった」と微笑む。
彼女の笑みを見ていればメロディが湧いてくる。
書きたい衝動に駆られるも
「ついて来て」と言われた為、我慢をしている。


あぁ.....今の時間で一曲書けてた!!

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作者名:咲片 朔夜 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年9月1日 19時

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