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翔太side,
母さん達が病院に行く準備をする中、俺は梅雨の雨を払いのけながら高校に走った。
生徒指導室に駆け込むと、一年のお調子者の姿があった。
俺、涼太が入学してすぐの時に聞いてたから。
コイツがやったんだなって、直ぐ分かった。
fk「お、翔太来たか。俺涼太が落ちたとき近くにいて。コイツが近くで慌ててたから。」
どうやら、俺の友達のふっかが捕まえて。
先生を呼んで、救急車も呼んで。涼太にずっと声を掛け続けてくれたらしい。
nb「ありがとな、ふっか。今度飯奢るわ。」
fk「いいよ、涼太もなんとか無事みたいだし。また遊ぼーなって言っといて。俺帰るわ。」
「校長さいなら〜！！！」なんてふざけた調子で帰って行った。
ああ言ってたけど、今度何か礼しなきゃな。
そう頭の片隅で考えながら、お調子者、もといいじめっ子君に向き直る。
nb「で、俺の弟。涼太のことなんで突き落としたの？理由聞かせてくんない？」
聞いてみれば、ホントに馬鹿げてて。
家庭科の実技で自分は成績が悪くて。5教科の授業じゃ成績が悪い涼太が一番成績がよくて。
体育も、音楽も実技で涼太にコテンパンにされて。
挙げ句、涼太が唯一得意な歴史のテストで満点とって自分は苦手だったから負けて。
全部いじめっ子が勝手に勝負した気になってて。勝手に逆上して。
偶然帰ろうとしていたら、階段をノートを抱えた涼太が降りてるところだったから。
ちょっと痛い思いさせてやろうとした。そしたら、ふっかにめちゃくちゃ怒鳴られて。
涼太も意識がなくて。そこでやっと。自分がしたことの重大さに気づいたらしい。
俺は話を聞き終えると、無意識の内に手を振りかざして。
相手を殴ろうとして、先生達に止められた。
父「翔太、涼太はなんで階段から落ちたんだ？」
きっと、涼太は心配かけたくないって言うんだろうな。
だから、兄ちゃんとの秘密な。
nb「階段が湿気で濡れてて。足、滑らせただけみたい。ふっかが見つけてくれたって。」
父「、、、そうか。」
ﾋﾟｺﾝｯ
りょーた翔太、今回のこと、母さんと父さんには言わないで。お願い。
涼太、目覚めたんだ。
nb「おせーよ、ばか。」
車窓の窓から鬱陶しく降り続ける雨を見ながら。
雨音に隠すように、ポツリと呟いた。
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ほな(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございます！ (2022年7月25日 9時) (
レス) id: 601e172ea2 (このIDを非表示/違反報告)
祐筆 - ほなさん» リクエストありがとうございました！！過呼吸の表現が上手く出来ず申し訳ありません。ご満足頂けると嬉しいです (2022年7月25日 9時) (レス) id: a8c345a078 (このIDを非表示/違反報告)
祐筆 - ほなさん» 了解致しました！ (2022年7月23日 20時) (レス) id: a8c345a078 (このIDを非表示/違反報告)
ほな(プロフ) - 長くてすみません🙇 (2022年7月23日 18時) (レス) id: 601e172ea2 (このIDを非表示/違反報告)
ほな(プロフ) - (続き)と言った。そんなことで嫌わないとメンバーは言った。今ではdtは素をさだけだしていて、そして隠し事はなしという約束ができたという話をリクエストしたいです！ (2022年7月23日 18時) (レス) id: 601e172ea2 (このIDを非表示/違反報告)
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