エリートさんの恋問題 (ページ5)

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時間潰しページ5

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『シフォンケーキ1つと、あとお茶で。』

店員「かしこまりました。」

注文を終えると、ポケットからケータイを取り出しメールの受信履歴を確認した。

『やっぱり…』

佐々木〔そうだお。GPS機能付けてみたお。〕

佐々木〔シフォンケーキもいいですけれど、エリートの心を忘れてはなりませんよ。〕

佐々木〔返信こないの寂しいお。今なにしてるの？〕

何人のケータイにいらん機能付けてくれちゃてるの？

なんでシフォンケーキってバレてるの？

私は佐々木さんの彼女か！！どうして返信こないだけでこんなにメール送るの！！

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「あらら？こんなところでエリートさんもおさぼりですかィ？」

エリートと聞いてこの空間の中で当てはまるのはおそらく私。

声のする後ろの方へ顔を向けると、黒い隊服を見にまとった彼がいた。

『サボりではなくて時間潰しです。沖田さん…、でしたよね？』

沖田「あり、俺のこと知ってんのかい。

俺もあんたのこと知ってやすぜ、確かザキと入れ替わりでこっちに来るやつ。」

『鈴木Aです…ってなに勝手に座ってるんですか！』

沖田「まあまあそんな固いこと言うなって。俺とお前、2人仲良くさぼりっつーことでいいですよねィ？」

沖田さんは私の目の前の椅子に腰を下ろし、刀を置いた。

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