社員さんと一緒。７【うらみちお兄さん】

代行。３ ページ43

裏道さんとうささんはそのまま帰宅ですが
私は局に荷物を運んだり後処理もあるので夜までお仕事…
今は仕事緩い期間なはずなのに、ずっと働いている…
解せない…

しかも今日休日出勤だからね！！

……制作局フロア

主『あ、いたいた。カヨちゃん。今回のイベントの確認書類リスト持ってきたよ〜』

縁「Aちゃーんっ！！おかえりなさい！」
Aに勢いよく抱き着く縁ノ下

主『んぐっ！ただいま？？どうしたの？』

縁「久しぶりだったので、つい」

主(つい？)
『うん…抱き着くのは構わないけど勢いは考えてね』

縁「！ごめんなさい！！最近それで怪我しちゃったんですもんね…」

主『あれは私も不注意だったから別に関係ないんだけど…でも、そうだね。勢いよく抱き着かれて支えきれなくてカヨちゃんが怪我したら困るでしょ？』

縁「…好きです」

主『急な告白もヤメて(笑)』

縁「Aちゃんがあまりにイケメンだったから(笑)
そうだ、こちらのチームのSNS用の写真撮っておきましたよ！データどうしましょうか？」

主『ありがとう！任せちゃってゴメンね』

縁「元々はこっちがやるお仕事なハズですから全然構いませんよ！それにむしろ今日の同行だってうちのせいなんですから！」

主(カヨちゃん…分かってくれてるのね…)
『あ、データはSD？スマホ？』

縁「スマホです！」

主『じゃあ、社用パソコンにメールで送ってくれると助かる』

縁「分かりました！！
ところで！あのババァ達の件、解決しました？」

主『ババァって…』

縁「ババァじゃないですか！」

主『私、多分、彼女達とそんなに歳変わらないし…』

縁「Aちゃんは女神なのでカウント外です！けど！あの二人はアラサーのババァって感じじゃないですか！！」

主『ちょっと意味が分からないし、うた姉聞いたら怒る発言だよ、それ』

縁「詩乃さんは「お姉さん」なのでババァではありません！」

主『例外多いね』

縁「私だけならまだしもAちゃんにあんな発言する奴らババァで充分なんですよっ！！」

主『一理ある発言だと思ったけど？』

縁「どこがですか？！」

主(ここで話し込むのもな…)
『あー…カヨちゃん。話なら仕事終わってから聞いてあげるから…』

縁「そんな事言って話す機会ないじゃないですか！」

主『…今日あと２時間以内で終わるならご飯でも行こうか？』

縁「！！ホントですか？！やった！行きます！是が非でも仕事終わらせます！」


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