社員さんと一緒。７【うらみちお兄さん】

振出。 ページ35

仕事自体は一段落したし、明後日からの三連休明けたら通常業務に戻る…！
今年も地獄を生き抜いたぜ…
あ、今年始まったばっかりか


……スタジオフロア

詩「ねぇ、Aちゃん」

主『なんでしょう？』

詩「朝に言ってた新年の挨拶の言葉って、もう一回言える？」

主『？？
皆様、明けましておめでとうございます。仕事始めという事で、毎年変わらない内容にはなってしまいますが、ご挨拶を
この番組の担当になってから年月経ちましたが
初心忘れず素敵な番組にするべく微力ながらサポートに一層努めさせて頂きますので本年も宜しくお願い致します？』

詩「それ」

主『これがどうしたの？』

詩「毎年考えてるの？それともアドリブ？あ、でも今もう一回言えたんだから用意してるのか…」

主『うん。一応、前日までに考えて用意してる言葉だよ。流石に新年早々挨拶でミスるのは駄目だって田中さんに教わってから
毎年三が日って割と暇だから編成フロアで談笑しながら考えてる(笑)』

詩「そうなんだ〜。三が日も出勤って嫌じゃない？」

主『逆に三が日は外部企業も撮影もお休みで楽だから出勤して他の日休みにしたいかな？』

詩「お正月休みの代わりあるの？」

主『今年はね、なんと、明後日から三連休もらったんだー』

詩「へぇ〜っ。どっか行ったりするの？」

主『寝る。ひたすら寝る』

詩「あぁ…うん…ゆっくり休んで」

主『起きれたら初詣ぐらいは行こうかなって思ってるよ』

詩「流石に１日くらいは起きなよ…っていうか、ご飯ちゃんと食べてね」

主『頑張る…』

詩「ご飯って頑張るものじゃなくない？
あ、待って…じゃあ、明後日から３日Aちゃんいないの？」

主『え？うん』

詩「そっか…」

主『なんかあった？？』

詩「いや…Aちゃんいないとさ…撮影以外で色々事足りないのが多くて…」

主『そこまで言ってもらえて嬉しいけど、休ませて(笑)』

詩「そうね、過労で倒れられたら困るから休んで。因みに今日で何連勤目？」

主『10連勤目』

詩「休んで」

主『休み明けて通常業務に戻って落ち着いたら、またお茶でも行こうね』

詩「！！絶対よっ！約束ねっ！」

主『圧が強い…』

詩「だって、研修帰って来てから年末年始までずぅーっと忙しそうで、まともに話も出来なかったから寂しくて」

主『うた姉…』

仕事は地獄でも人には恵まれているお話

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