８：やって来たのは ページ8
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ソラの視線につられるように振り返ると、
『 ほんとごめん！』
と言いながら、とんでもなく大きい男の人が走って来て、私の目の前に立ったのだ。
いや、この人普通にウォヌ先輩より大きい……彼を見上げながら、真っ先にそう思った。
『 …マジでごめん、寝坊するとは思わなかった… 』
彼は自分の隣にやって来たソラを見下げ、申し訳なさそうに眉を下げた。
『 全然大丈夫だよ。その代わり、お昼は奢ってね 』
『 はいはい 』
ソラと話す横顔を見ながら、ぼんやりと思う。イケメンだ、この人も。先輩とは違って、何だか可愛らしくてかっこ良い感じ…？上手く言えないけど、絶対モテる。背も高くて足も長い。ほんとにスタイルが良い。彼は先程からすごく目立っていて、通りすがりの人達(女性ばかりだけど)が必ず彼を見てる。
そんな彼の隣にいても、可愛いソラは全然負けてないのだ。楽しそうに笑う2人を見て、まさか…と思う。そして私の予感は、当たっていたのである。
『 …あれ、ソラの友達？』
漸く私に意識を向けてくれた彼の問いに、ソラがすぐに そうだよ と頷いてくれたのが、すごく嬉しかった。私、ソラと友達になれたんだ…。
そんな私を余所に、ソラは私のことを簡単に紹介してくれた。彼女の話を聞き終えた後、彼は人懐っこい笑みを浮かべて私を見た。
『 日本から来たんだね！留学ってめちゃくちゃすごいよ！確かにここの駅、バスとの乗り換えもあって複雑だから迷子になるのすごいわかるわ〜。あ、俺、キム・ミンギュっていいます！えーっと、ソラとはその、付き合ってんの。よろしくね！』
怒涛の勢いでしゃべった後、私にその大きな手を差し出してきた彼に、シンプルに戸惑った。距離感の詰め方どうなってんの…？私、一言も言えなかったんだけど……。
そんな私の様子を、ソラは察してくれたらしい。1人でしゃべり過ぎ と彼の肩を叩き、場が落ち着いた後、私に話を促すように視線を向けてくれた。
「 えと、鳴海Aっていいます。2人とは同い年なんで、気軽に下の名前で呼んでね…！あ、よろしくね、……ミンギュ、くん 」
差し出されたままだった手に自分の手を伸ばし、握手を交わした。韓国では呼び捨てが普通だということがわかっていながらも、どうしても、男の子のことを下の名前で呼び捨てするのは勇気が必要だった。
M『 うわ、俺ミンギュくんって呼ばれるのめちゃくちゃ新鮮だわ！』
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アオコ(プロフ) - るるるさん» ミョンホにはこれからもどんどん動いてもらう所存です（言い方） (2020年10月12日 20時) (
レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - ミョンホ〜(*^ーﾟ)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!! もう〜〜うぉぬくん…熱上がっちゃう((〃´д｀〃)) (2020年10月8日 16時) (レス) id: f77ccef066 (このIDを非表示/違反報告)
アオコ(プロフ) - るるるさん» るるるさん〜！こちらこそお久しぶりです！！チャイナ組には大活躍して頂きたい願望があるので（願望）、たくさん書けるようにか頑張ります！わかります…どんだけ美味しいお肉出てきても多分無味に感じますね… (2020年9月30日 23時) (レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - アオコさん、お久しぶりです〜！チャイナ組が登場しててめちゃくちゃテンション上がりました！おぬ君とじゅんぴとはおちゃんとランチなんて…顔面が眩しすぎて緊張でご飯喉を通らなさそうです笑 (2020年9月29日 21時) (レス) id: f77ccef066 (このIDを非表示/違反報告)
アオコ(プロフ) - すずさん» コメントありがとうございます〜！私もうるさい人種だからか個人的に賑やか方めちゃくちゃ好きなので騒ぎまくりましょう…？！ (2020年9月17日 21時) (レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオコ | 作成日時：2020年9月16日 22時
