飲みすぎ注意 ページ4
今日はちょっとした宴が開かれた
のだけれど、、
途中まで楽しく過ごしてたんだけどなあ、
「A〜、愛してるぞ。」
この通り、調子に乗って酒を煽り現在デレデレ中の三郎が私を部屋から逃がそうとしない
「ふ、ほんとにお前は愛らしいなあ、食べてしまいたいくらいだ。」
『あー、はいはい。』
長々とダル絡みをしてくるので相手に疲れてしまい手作業を進める私
三郎の言葉を軽く流しながすと少し距離を詰めてきて
「なあ、私の方を見ろ、」
『もー、なn』
振り返ると三郎の顔が目の前にあり、唇に暖かいものが触れた
ちゅ、と軽くリップ音が響き
「ふふ、驚いた顔も可愛いぞ、」
もう、、心臓に悪すぎる
『もう、!私寝る、!』
部屋を出ようとする私の手を即座に掴まれ
「私が黙って行かせると思うのか?」
ニヤッと悪い顔をしたと思ったらそのまま引き寄せられ一瞬で彼の匂いに包まれる
「ふふ、こうしていればAは逃げられないだろう?」
ほんと、敵わないなあ、、
『分かった分かった、逃げないから、』
そこから暫く抱きつかれたまま作業を進めていると、不意に聞こえてくる寝息に顔を上げてみる
(あ、寝ちゃった。ふ、可愛いのはどっちだか、)
心地良さそうに寝ている彼の頬にちゅ、と軽く唇を落とし
『おやすみ、三郎。』
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作者名:なめくじうどん | 作成日時:2020年10月29日 7時