GENEップル【短編集】

Hayato Komori◎喧嘩 ページ12

隼「A〜ケーキ買ってきたよー！」


「おぉ！ナイスぅぅぅ！」


隼「じゃーん！」


「私これがええ」


隼「え、俺も」


「えぇぇぇ」


隼「Aのこっち」


「私モンブラン食べれんもん」


隼「俺も食べれないし」


「彼女の嫌いなもんぐらい覚えとってよ」


隼「俺だってこっち食いたいし」


「私もやわ」


隼「こっちの方が太るよ？」


「は？」


隼「最近太ってきたからやめたら？」


「まじデリカシー無さすぎなんやけど」」


隼「あ…」


ﾊﾞﾝ


思いっきりドア閉めて自分の部屋にこもった


いつもは隼のベットで一緒に寝てるから自分のベットは超久しぶり


てかさっきのなんなん？


たしかに太ってきたかもしんないけど彼女に対して言うことじゃないと思うんやけど


でも馬鹿みたいな喧嘩してもうたわ…


私が折れれば良かったんに


隼怒っとるかな？


彼此30分ぐらい布団にこもっとる


ﾄﾝﾄﾝ


隼「A〜入るよ」


反射的に布団を被ってまう私は素直やない


隼「ごめんね？A全然太ってないから。諦めさせるために言ったって言うか…大人気ないよね」


隼「はんぶんことか言えば良かったよね。Aがリビング出てってから同じケーキ買ってきたから一緒に食べよ？」


「え、食べる」


隼「やーっと出てきた笑」


「あ、ごめんね？私も食い意地張ってもうて…」


隼「もういいから早く食べよ？」


「うん！」


余ったモンブランを2人ではんぶんこしたら超美味しくて2人ともハマっちゃいました


体重が少しずつ増えて焦ってるのは言うまでもない

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