【短編集】ヒプマイしてみたされてみた【ﾊﾟｸﾘｼﾞｬﾅｲﾖ】

【MTC】 ページ41

碧棺左馬刻
｢っおせえんだよ、思い出すのがよォ｣
いつもどうり病室に来た彼。彼は貴方に三葉のクローバーを数本渡します。貴方はそれを受け取ります。その日は結局世間話などをして過ごしました。6時半くらいでしょうか、彼は1度夜ご飯を食べるために一旦家に帰ります。貴方がクローバーを眺めていると、頭の中で声が響いてきます。
『あ？なんでクローバーかって？妹が言ってたんだよ。クローバーの花言葉は 私を思い出して って。.......だから、もしてめぇが俺様のこと忘れる事があればこれ、くれてやるよ』
それは、草木がたくさん生えているとても綺麗なところで、彼がクローバーをプレゼントしてくれた時の言葉です。記憶を全て取り戻したあなた。｢やっと思い出したか.......｣声がし、驚いて後ろを振り向くとそこには1度帰ったはずの彼が。
クローバーは貴方と彼にとっての思い出の品のようで。
もし、今度は彼が忘れてもきっとクローバーで思い出してくれるでしょう。

入間銃兎
｢おかえりなさい｣
事故にあい記憶をなくした貴方。自分の名前以外何一つ分かりません。しかし、何故か、彼の事が好きであったと言う事実だけが頭にこびりついています。彼と会う度になぜ思い出せないのか、そもそも彼と私は付き合っているのか、という感情だけが頭の中をグルグル回っています。
1.2週間たった頃、彼は病室に来なくなりました。貴方は、最初の1週間くらいは仕事が忙しいのか？と思っていたが、2週間目に突入するとだんだん不安になってきました。3週間目の初め、貴方は記憶を取り戻します。しかし、彼は以前来ないまま。
数日たった頃、彼は焦った様子で病室に訪れます。彼は開口一番｢すいませんでした。仕事が忙しくあなたに会う時間を作れなくて.......｣と言います。貴方が 寂しかったんですけど.......本当銃兎さんは意地悪なんだから と拗ねながら言うと彼は一瞬驚いたように目を見開いたあと抱きつきます。そして おかえり と伝えてくれます。


ぶすじまけたそ、7dn

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