君 ページ12
「花京院」
「あ、承太郎」
「あぁそれか…」
「そうだよ、じゃあ僕教室戻るね」
「おう」
よ、よかったぁ
「どうしたんだ？そんな汗かいて」
「ナ、ナンデモナイヨ」
「…まあいいか」
今のもきっとなんかあったな？と思われたと思う
やっぱり僕隠し事できない人なのかも
「なぁブラキャ」
「何ですカ？」
「今日お前の家に行きたい」
「…What⁈」
僕の家？！
ダメダメ！
「僕の家はジョータローみたいにおっきくない」
「それは普通の家だ」
「古い」
「予想どうりだ」
「ソノ…カーサンが帰って来たらタイヘン」
「俺に取っては手っ取り早い」
僕は何回かダメな理由を挙げたが、承太郎の押しに負けた
「ココが僕の家だよ」
「ボロいな」
「うっ」
「すまない…家には入れるか？」
「…イイヨ」
僕は鍵を開けて家の中に入った
「…」
「ソノー…僕のヘヤに行こう」
リビングより僕の部屋の方が綺麗だ
「椅子に座っててイイヨ」
「いや地べたでいい」
「そう？」
僕は承太郎の前に座った
「キョーは何するの？」
「ブラキャの母親に会う」
「会う？…ダメ、危ないよ」
「平気だ」
「でも…」
「それまでは暇をつぶす」
承太郎は授業のノートとペンを出した
「君ってやつと会話がしたい」
「君と話したいの？…嫌なことばっかいうかも」
「英語でいいぜ、ほらペンを握りな」
ー俺は空条承太郎だ
ーやあ承太郎、いつもブラキャがお世話になってるね
ーお前は君か？
ーそうだよ、まあ違う名前で呼んでもらって構わないよ
ー早速だが質問をさせてもらう
ー承太郎って質問好きだなあ、めんどくさいやつだ
ーもし母親を殺せるほどの力があるとする、殺すか？
ーもちろん
ー殺すなんてだめだよ、僕はやらない
ーどうやって？
ー首を絞めて殺したいな、あ、その前に爪を剥いでやりたい
ー残酷なこと言わないでよ
ーブラキャは嫌がっているみたいだが
ーブラキャは意志が弱いから押せば僕の言いなりさ
ーそんなことはないっ
君って奴はかなりブラキャと違うみたいだな
ブラキャの精神を守るために強くて自分を引っ張ってくれるIFを作った
嫌がっているがブラキャが精神的に自立しないと君はいなくならないかもな
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夕 - よがっだよぉぉぉぉぉ！！！！夢主ぐぅぅぅん！！！！！！（泣） (2022年9月4日 6時) (
レス) @page15 id: 211a92bbe4 (このIDを非表示/違反報告)
ハポーザ - すげぇ…よかったっす (2021年7月19日 21時) (レス) id: 0370b8798d (このIDを非表示/違反報告)
月歌(プロフ) - すごくおもしろかったです！ (2019年12月8日 8時) (レス) id: 5a526bb375 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リコーダー | 作成日時：2019年8月21日 18時
