そんな風に言えたならな ページ17
あの子に一目惚れしてからも
結局委員会で後ろ髪を見つめるだけで
何にも進めることなんて出来なくて
あっという間に一年が過ぎ
委員会も終わりを告げた。
俺ってこんなかっこ悪い男だったのか
そ「あー、クラス替えじゃんー、誰かと同じがいいんだけどー」
ツ「あー緊張するー」
クラス替えの張り紙を見に行く中
あの子が同じクラスだったら俺もっと
積極的に話しますからお願いします。
なんて考えて、
秋山という苗字はすぐに見つかる。
そのすぐ下に大木という文字も見えた。
そ「おー！！俺えいちゃんと同じ！」
リ「あ、みっくんと同じだ〜良かった〜」
ツ「流石に4人にはしてくれなかったね」
エ「うるさいって言われてたから無理だろうな〜」
ツ「なんかバラバラの教室入るの違和感だね〜」
そう言って二手に分かれて
教室に入る。黒板の座席表を見て椅子に座りボーッと前を見る。
自己紹介と言う無駄に俺がじゃんけんさせられる時間が来て、
「じゃあ、秋山くんからどうぞ」
適当に自己紹介をして座る。
チラチラと顔を見るがあんまり知らない顔ばかり
そらをみると隣の女の子と話してて
あいつほんと女好き、、、なんて思って
女の子の顔を見ると、あの子だった。
「クラス皆と仲良くなりたいです！よろしくお願いします！」
Aちゃんの方だったんだ。
あ、ゆりちゃんの方も居るじゃん。
そんな事を考えてチラチラ見ると
空と仲よさそうに話してて、あいつら
委員会の時あんなに話してたっけ？
なんてそんな事考える自分が嫌で机に顔を伏せた。
そ「えいちゃーん」
背中を叩かれ身体を起こす。
「ん？」
そ「このクラス可愛い子多すぎじゃない？ラッキーだわ〜」
「そだな」
そ「え！えいちゃんも、思うって事はやっぱりそーだよねー！誰がタイプ？」
「しらねーよー、」
「あ、空と同じ委員会来てた男の子だよね！」
俺と空が話す後ろから声をかけてくる2人
ユ「委員会一緒だったし、よろしくね！私はユリ」
「Aです！よろしく！」
エ「あ、よろしく」
そ「えいちゃんって呼んであげて！まだ人見知りしてるからねー？えいちゃん」
エ「してねーよ」
そんなたわいもない会話をして
なんだか、あの子の口から空の名前が出るのが
嫌で、呼び捨てで呼ぶ関係にあいつはいつのまになってたんだろう。
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まーさん(プロフ) - すずりんごさん» ありがとうございます！楽しんでもらえるように頑張ります！ (2019年8月18日 16時) (
レス) id: 4611c4edcc (このIDを非表示/違反報告)
すずりんご(プロフ) - Mrsもアバも好きなので、楽しみにしてます！ (2019年8月17日 15時) (レス) id: 309974a684 (このIDを非表示/違反報告)
まーさん(プロフ) - コーヒーゼリーさん» 嬉しいコメントありがとうございます！楽しんでいただけるように頑張ります！また遊びに来てください！ (2019年7月29日 15時) (レス) id: 4611c4edcc (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリー - えいちゃん目線…！！どんな心情なのかめっちゃ気になります！笑。続き楽しみにしてますね！！ (2019年7月29日 2時) (レス) id: 848e04a385 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まーさん | 作成日時：2019年7月17日 16時
