【合作】月の姫と自然の精霊 (ページ18)

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7話二人きりの帰り道(フラグっぽいけど多分違うよ←) ページ18

『アンタ、さっきから過保護だな。それに手先も器用だし…弟か妹いたりする？』

豪炎寺「……！」

ふと思ったことを聞くと、修也の足が急に止まる。

『？あ…、聞いちゃいけなかったか…ごめん。私、思ったことを直ぐに言っちゃうタイプでさ…』

豪炎寺「……妹が、いる」

『！』

突然修也が言った。

『ん、……そうか。何があったのかは聞かないけど、だから手先とか器用で、過保護…いや、優しいんだな』

豪炎寺「……お前は、兄弟いるのか？」

『……あぁ。弟と妹がふた…いや、1人ずつ』

豪炎寺「…そうか」

『あー…ところで、いつまで手を握ってるんだ？』

実は、修也の家を出てからずっと手を握られている。

豪炎寺「別にいいだろ」

『嫌とは言ってないけど』

豪炎寺「～！///お前な、そういうことを男に簡単に言うな」

『？なんでだ？』

豪炎寺「何でもだ」

『……変な修也』

その後も、たわいない会話をしながら夜道を歩いた。

『あ、ここだよ』

豪炎寺「そうか。じゃあな」

『あぁ。色々とありがと』(ﾆｺｯ)

豪炎寺「あ、あぁ//(さっきからこいつは…//無自覚なのか？)」

そして、私は修也と別れた。

そして帰ってきた時、義父さんと妹の舞花に心配されたことは言うまでもない。←

～豪炎寺side～

河川敷で会ったあいつは、何となく不思議なオーラが漂っていた。

不良を退治した時、あいつの蹴ったボールはとても力強かった。

そして、何故かあいつが腕を掴まれて顔を顰めた時、無性にイライラした。だから俺はきっと恐ろしい形相で相手を睨んでいたと思う。

突き飛ばされた時も、勝手に体が動いていた。

そして、あいつの笑顔を見て確信した。

あぁ、俺…

―――――あいつの事が好きになったんだな。

誰にも取られたくないと思った。

あいつは、弟と妹の話をしている時、どこか寂しげだった。

俺が、寂しそうな顔をしたあいつを笑顔にさせたい。

誰にも奪わせはしない。
俺が、あいつを守りたいと思った。

=====
さくちゃん、一気に3話も更新してごめんね…！

豪炎寺との絡みを入れてたら止まらなくなった。やめられないとまらない←コカイn((殴

豪炎寺、ヤンデレみたいだけど違うからね←

あと、妙に雪姫ちゃんと豪炎寺の絡みが多いのですが、落ちは豪炎寺ではありません！決まってないです！←

これからテスト終了まで、もしかしたら更新できないかもです。(もしかしたら来週の土日更新できるかもしれないけど)

では、私はこれで！