067 上書き ページ27
孤爪side
がんっ、と鈍い音が響く。
貴方「い゛ったい!!!」
「なんですぐに約束破るのかな、ねぇ」
貴方「だってー!!」
Aの好奇心旺盛さは昔と変わらない。
気になるとすぐに事を起こそうとする。
故に。
「他人の武器でも自分の魔法が使えるかって………?」
貴方「……………その逆もありかもしれないって。
私の武器を皆が使うことだって可能だとしたら。
話が耳に入って、やれずにはいられなかったんだもん。」
黒尾「……………どういうこと?」
日向「研磨ー!」
孤爪「……………えっと。
未来の赤葦の魔力の上書きの話を聞いて、武器でもそれが可能なのかと閃いた。
ってことじゃないの?」
いや、本当にわかんない。
どこをどうしたらそういう発想に落ち着けたのか。
貴方「魔力の上書きっていうこと自体聞こえて驚いたのだけど。
そもそも武器は出す人の魔力で形作られる。
…………私の武器と堅治の武器の違いがあるように、皆のにも絶対あるはずなの。
放つ魔力は本人のものでも、そこからどうなるかは武器次第。」
及川「うわぁ………」
魔力の上書き、というか強化方法。
たった1回の発砲でそんな結論に至るなんて。
知識量、計り知れなさすぎ。
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雪華(プロフ) - Mintさん» ありがとうございます…!当方も頑張って参りますので、今後ともよろしくお願いしますー!(*´ー`*) (2018年11月6日 17時) (レス) id: 7b69a54aba (このIDを非表示/違反報告)
Mint - シリーズの最初から読ませていただきました。とてもおもしろくて大好きです!更新頑張ってください!! (2018年11月4日 21時) (レス) id: 7652d5bfb2 (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - 凛さん» お返事遅くなってしまい申し訳ありません!面白い展開に出来るよう試行錯誤しております。頑張りますー! (2018年10月17日 19時) (レス) id: 7b69a54aba (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 続きが気になります!!更新頑張ってください!! (2018年10月10日 15時) (レス) id: acf7ae3b54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪華 | 作成日時:2018年10月2日 10時