たった1人のエンジェル

いけない恋 ページ8

わかってるの


わかってるのジョンヒョン


だから、そんな顔で見ないでよ


私がチャニオッパの浮気相手なのが心配なんでしょ？


でもね、私の方が心配なの


これでいいのかな？


っていつも思うけど


離れられないの








今日はチャニオッパと会う日


私達が会う時はいつも私の家だ


部屋を掃除して


着替える


最後に…


香水をつける


浮気相手の


密かな逆襲


これくらいしたって良いよね？



ピンポーン



『はーい』


チョンジ『会いたかったよ…』


そう言っていきなり抱きついてくるオッパ


いつもの事だ


そして私はそのままベットに連れて行かれる


わざとゆっくり服を脱がせる


散々焦らしたあと


キスしてくるオッパ


慣れてる…


『んっ…』

チョンジ『クスクス』

『どーして笑うの？』

チョンジ『可愛いから』



いたずらに笑ってくる



もう、私の負けだ




チョンジ『ねえ、どーして欲しいの？』

『んっ…あぁ…』

チョンジ『あーあー今日はヤバイね

俺、とばしすぎた？』

『…』



一つになると一瞬だけ



オッパの全てを手に入れた気持ちになった



これでいいんだよね…



私はチャニオッパの隣で気づくと寝ていた





ー朝ー



チャニオッパはいない



多分仕事だろう



私も学校行かなきゃ



ん？



キッチンのテーブルになんか光るものが、



なんだろ？



これ…ジョンヒョンのピアスだ



こんな大きいのチャニオッパはつけないし



『学校に持って行ってやるか』



私は学校まで自分がつけて行く事にした



男物のピアスは少し耳が重い気がした



あれ？



何処にもジョンヒョンがいない



朝から仕事なのかな？



って



まずくないか？



このピアス必要なんじゃないのかな？



プルプルプルプル



『もしもし？ジョンヒョン？』

チャンジョ『どーしたんだよ、でかい声で』

『ピアス忘れてない？』

チャンジョ『あ、やべえ

ついてない……』

『今、何処にいるの？』

チャンジョ『え？』

『だーかーら、持っていくから、何処？』

チャンジョ『ミューバンの撮影してる所知ってるか？』

『わかるわかる！行った事あるから！じゃあ待っててね！』


私は担任の先生に具合が悪いから帰ると告げて


急いで学校を出た




お願いだから間に合って

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