【SERVAMP】憂鬱さん家の桜哉くんが最近ヤバいらしい。

31でれ ページ32

Noside








吊戯と御国に絡まれたA




『私お二人と約束してないんですけども』


御国「え〜？三ヶ月前にいつか遊びに行こって言ってたじゃん？」


『そのいつかが今日とは聞いてないんですけども……』


吊戯「あはは!!国ちゃんザマァだね!!さ、俺と行こ？」


『いや、吊戯さんとも約束してないです』


吊戯「昨日、君の心に遊びに行こってメールを送信した☆」←


『んなの分かるわけないでしょ!!;;』





ここから二人の争いはまた続き
その度にAが被害を受ける＿＿




それを“奴”は見ていた

そして聞いていた







*


『だから二人ともいい加減にして下さいって言って「オイコラそこｫｵｵｵｫｵｵ!!!!」!?』


吊戯「何々!?」


御国「この子は確か……」


桜哉「俺のAに近づくな、散れ!!」


『いや、なんでそんなとこから出て来てるの桜哉…』



“奴”とは綿貫桜哉


今日は電信柱やビル、茂みからでなく
Aのいうそんなとこ、もとい
ベンチの下から参上したのだ。



気づかなかったA逹も鈍すぎるが
ベンチの下にいて、よく通報されなかったということを誉めてやりたい。




吊戯「下位吸血鬼の君、ベンチの下は流石にキモすぎるよ!!?」


桜哉「うっせぇ…!!さっさとAから離れろ!!」


御国「やーばい、めっちゃキレてる」


桜哉「ﾊｧﾊｧ…A…A…!!ﾊｧ俺はとても心配で…!!」


このとき、桜哉はとにかく息が荒く
目が瞳孔まで開き充血していたそうだ。


『うん、心配してくれてありがとうなんだけどナイフ取り出すのやめて？』








御国「あそこまで行ったらバッファローだよな……」


吊戯「国ちゃん、そんなこと言ってたらころされちゃうよ」

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