椿 �� ページ19
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学校から飛び出してみたのは良いものの、これからどうしよう。
取り敢えず、人の視線を避けようと人通りの少ない道に進む。確かに、本来なら授業を受けているであろう女子高生がこんなところで彷徨いていれば気になるだろう。だが、だからと言って他人の身体をジロジロと見回すのは如何なものか。
リュックからするりと抜け出て肩に登るクロを横目に、人形に扮したベルキアを取り出す。中には漫画をぎっしり詰め込んでいたのだが……一体どうやって入ったのか。不思議すぎる。サメ映画かな？
「お腹すいたァ〜。血飲みたいよォ〜、ねェちょっとだけ〜☆」
「はいはい。ちょっとだけね」
親指を噛み切り、少量の血を垂らす。ベルキアはあざとい仕草で血を嚥下する。その艶かしい感じの仕草やめろ！！！！新連載のネタにすんぞ！！！！？？
「んっ！キミの血って甘いんだねェ。�狡忰瓩盖い貌�っちゃうかもォ☆」
「？そうなの？」
まじか。私の血って吸血鬼に大好評な感じなのか。えっじゃあDIO様も血を吸ってくれる可能性が微レ存…！！やったねたえちゃん！！！！
「というか昨日からベルキアが言ってる�狡忰瓩辰特�なわけ？クロ、心当たりは？」
「こんな善良な猫のオレを襲う奴に心当たり…？」
「…クロ、猫と吸血鬼、どっちが本業なの？」
ちなみに私は女子高生が本業。漫画家は副業に過ぎぬのだッ！( ･´ー･｀)ﾄﾞﾔｧｧｧｱｱｱｱｱ!!!!!!!!!!
あっ調子に乗ってごめんなさい石投げないで、ちょっ痛っ………痛いっつってんだろ！！！！！さすがにおこですよ！！！！！？
「シンプルに考えれば…その�狡忰瓩�ラスボスで、クロを狙ってるんじゃないの？＿＿�狡忰瓩鬚匹Δ砲�しないと、今度は別の吸血鬼が『突撃！お前が晩ご飯』してきそうなんだけど」
「そんな怖そうな奴と向き合えねーよ。めんどくせーし…それより早く帰ろーぜ…」
「おっっま…！！」
仮にも自分のことだろ？！と言おうとした、その時。
−−−さぁあ...
突如として降り出した霧雨が頬を濡らす。だが、空は依然として晴れたままだ。
「？天気雨……、いや、違うな。幻覚か」
コン、コン、コン、と響く下駄の音に耳を澄ませ、辺りが白く塗りつぶされるのを横目に、ネコ足立ちの構えをとる。そう、みんな大好きシーザーちゃんだ。
−−−コンッ。一際大きい下駄の音が、鼓膜を震わせた。
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ツクモ@不定期更新(プロフ) - 紫音さん» コメントありがとうございます！生きる糧？！Σ(ﾟдﾟ；) 更新は不定期ですが、生暖かく見守ってくれれば幸いです！ (2019年9月21日 8時) (
レス) id: 7fd439868f (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - 生きる糧にしてます！これからも頑張ってください！ (2019年9月20日 18時) (レス) id: fb7e7bb8d2 (このIDを非表示/違反報告)
ツクモ@不定期更新(プロフ) - ウミソラさん» コメントありがとうございます！おっふ...光栄です.../// はい！更新頑張ります！！(更新が早いとは言っていない) (2019年8月29日 10時) (レス) id: 7fd439868f (このIDを非表示/違反報告)
ウミソラ(プロフ) - こんばんわ、ウミソラです!!読んで一発でお気に入りになりました!!!今後も更新頑張ってください!!! (2019年8月28日 18時) (レス) id: f06a1e9de4 (このIDを非表示/違反報告)
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