〈よんじゅう〜？〉〈ろ〜く！〉 ページ6
引き続き A 視点
rd「な、んで、A、が、ここ、に？」
そんな泣きながら言わないでくださいな。だが。
『単刀直入に言います。隠してる事全部言え(←!?)』
rd「っ！」
これは図星ですねぇ。言いにくいのは分かるけども。
キャラ？そんな物はもう存在しないよ。
rd「その為に、此処に来たの？」
『ええ、勿論。』
涙を止めないらっだあさんの目を真っ直ぐ見据えると、観念したのか、
rd「ちょっと座ろうか・・・。」
と言って来たので、柵に寄りかかって二人で並んで座る。
少しの間の沈黙の後、ゆっくり言葉が紡がれる。
rd「Aはさ。精霊の愛し子だって、言ったじゃん？」
『そうですね、聞きましたよ。』
こういう時は相手のペースに合わせた方が良い、とオスマンさんが言っていたような。
rd「この世界には、地上神、と、天界神がいてね・・・」
少しづつ、か細い声で話していくらっだあさん。
そして、話を聞いていくうちに思った。
『なんで、一人で抱えてたんですか！』
rd「は・・・？」
あっけからん、とした顔。
もう、この人は・・・！いや、人じゃなくて精霊か。
『そんな重い話一人で抱えてたら、いつか壊れちゃいますよ？』
rd「え、でも・・・」
『なんかよく分かんないけど一緒に住んでるんですから！早く話してくれたらよかったのに。』
本当に。
らっだあさんなりの優しさかもしれないけど、優しさが過ぎるのも良くない。
rd「でもさ・・・Aはそれで良いの？」
『何がです？』
rd「俺、地上神にAを捧げたくないよ・・・」
・・・天秤にかけてたのか。
私を連れて行くか、世界が滅ぶ事覚悟で私を連れて行かないか。
・・・ふふ。
『もう一つ、選択肢はあります。』
rd「え・・・？」
『私だってよく分かんない神のとこなんか行きたくないですよ。でも世界が滅ぶのはよろしくない。』
大切な方たちが、出来ちゃったしね。
rd「じゃあどうするって・・・」
『簡単ですよ。』
これも危険は伴うけど。
『地上神とかいう腐った馬鹿、倒しに行きましょう！』
はーい作者です！
こんな展開になるとは！作り始めた時は全く想像してなかったです・・・
今回はちょっと短かったかな？
さぁAちゃんが動き出しますよ！
br「なんかかっこいい事言って誤魔化そうとしてない？」
「イヤマッタクソンナコトハナイヨ」
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seruハル(プロフ) - フィルライさん» あざ☆ます (2021年6月26日 15時) (
レス) id: e769def405 (このIDを非表示/違反報告)
フィルライ(プロフ) - 最☆高 (2021年6月20日 21時) (レス) id: 5dffbeb247 (このIDを非表示/違反報告)
seruharu217(プロフ) - 鈴@suzuさん» 好きと言って頂けて嬉しいです！読んで頂いてありがとうございます！殿堂入りまであと一票…だとっ!?読者様神。 (2021年4月26日 20時) (レス) id: 819d49faac (このIDを非表示/違反報告)
鈴@suzu(プロフ) - seruharu217さん» 誰かあと一票右側の星押して投票してぇ！！(唐突)完結おめでとうございます！！世界観好きです！有難うございました！！(？) (2021年4月26日 17時) (レス) id: 88b4bdfcb5 (このIDを非表示/違反報告)
seruharu217(プロフ) - かみぶくろさん» 『ほんとですか!?ありがとうございます！嬉しい！』 (2021年1月9日 16時) (レス) id: e769def405 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：seruハル | 作成日時：2020年5月15日 9時
