〈ごじゅう〜？〉〈ご〜！〉 ページ16
引き続き A 視点
『うあ〜〜〜〜』
〈Aおつかれ〜〉
〈Aがんばってた〜〉
私は精霊たちの手が小さすぎて効かないマッサージ(笑)を受けながらベッドにもたれかかっていた。
今は夜１０時。皆さんはきっと爆睡しているだろう。
あの後、グルッペンさんとトントンさんの勝負はつかなかった。
怪我だってしていたのに一歩も引かなかったお二人は、ぺ神さんのドクターストップがかかるまで戦い続けていたのだ。
一時はそれでも戦おうとしたお二人だったけど、ぺ神さんの圧()で渋々止めていた。
激戦だったなぁ。実況できなくてごめん。ほんとにこの駄作者は・・・(書けん、ごめんなさい)
まぁそんな事は置いといて、何故私がこんなにも疲れてるかって言ったら回復魔法を任されたからだ。
らっだぁさんも水魔法のプロだし、かなりの威力の回復魔法は使えるのだが、生憎さっきのきょーさんとの戦闘で７割もの体力を使い果たしている。
そして他の回復魔法が使える人達も疲れ果てていて。
まともに動けるのは私と、怪我を治療しに来たぺ神さん、最初の方に戦ったから回復したショッピさん、チーノさんだけ。
rd「A・・・」
『な、なんですか・・・(嫌な予感しかしないなぁ)』
rd「俺たちをまとも歩けるくらいまででいいから体力回復してくれ・・・」
『うっ・・・分かりました・・』
本当は受けたくなかった。私はまだ回復の威力はそこそこだし、魔力だってさっき精霊陣の皆さんに使われてあと半分くらいしか残ってないのに・・・
でも普段から本当にお世話になっているし、この模擬戦だって元はと言えば私の為。
一人一人に結構な魔力を使って回復したら、このザマである。
『眠い・・・お休み、皆・・・』
〈〈〈おやすみ〜〉〉〉
精霊たちには夜の間、私が産まれたかは分からないけど育った森の管理をお願いしている。
私は地上神に会ったことは無いけど、倒したら森に帰って遊ぼうと決めてるんだ。
『楽しみだなぁ・・・』
幸せな気分に包まれながら、私は深い眠りに落ちた。
no 視点
？「ようやくか・・・やっと手に入る・・・」
我々国、上空。
濁った金色の髪を夜風に靡かせながら、彼は幸せを噛み締めていた。
？「これで・・・“成り上がりの地上神”と呼ばれる生活ともおさらばだ！」
暫く飛んでいなかった空を飛ぶのは難しかったが、彼はゆっくり“彼女”のいるであろう寝室に近づいた。
――作者――
夏休み入ったので更新頑張ります！
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seruハル(プロフ) - フィルライさん» あざ☆ます (2021年6月26日 15時) (
レス) id: e769def405 (このIDを非表示/違反報告)
フィルライ(プロフ) - 最☆高 (2021年6月20日 21時) (レス) id: 5dffbeb247 (このIDを非表示/違反報告)
seruharu217(プロフ) - 鈴@suzuさん» 好きと言って頂けて嬉しいです！読んで頂いてありがとうございます！殿堂入りまであと一票…だとっ!?読者様神。 (2021年4月26日 20時) (レス) id: 819d49faac (このIDを非表示/違反報告)
鈴@suzu(プロフ) - seruharu217さん» 誰かあと一票右側の星押して投票してぇ！！(唐突)完結おめでとうございます！！世界観好きです！有難うございました！！(？) (2021年4月26日 17時) (レス) id: 88b4bdfcb5 (このIDを非表示/違反報告)
seruharu217(プロフ) - かみぶくろさん» 『ほんとですか!?ありがとうございます！嬉しい！』 (2021年1月9日 16時) (レス) id: e769def405 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：seruハル | 作成日時：2020年5月15日 9時
