五条悟と同級生のあの人

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虎杖が映画鑑賞で呪力の制御を習得することを伝えた五条とA。五条は学長との任務へ、Aは2年生3人に1年生2人がシゴかれている場所へと移動した



「やぁみんな。特訓 はかどってる？」


「おおA〜 今は休憩中だぞ」


「しゃけ」


「あれ野薔薇はどうした 」


「あいつはジャージを買いに行ってる」


その言葉に ああ と納得していると伏黒がAに質問をしてきた


「A先生は呪具使ってますか」


「ん〜、普段はあんまり使ってないな。でも呪力がきれそうになった時のために一応持ってはいる」


Aの返しにみんなが 呪具使ってるとこ見たことないぞ と思った。まぁその反応が顔に出ている人もいるわけでAが説明し始めた


「わたしのは ¨なぎなた¨ っていうリーチが長い武器。あの先っちょに刃がついてるやつね。まあ使うことは少ないかなあ」


「先生は普段それどこにしまってるんですか」


この伏黒の質問に皆が頷いた
もっともな質問である なんせ誰もAが呪具を持ってるところを見たことがないんだもん



「んーなんて言ったらいいんだろ。
普段は折りたたみ式になってて見た目はただの棒。それにわたしの術式を纏って武器にしてるんだよ」


ほら と言ってどこから出して組み立てたのか棒を出し、そしてそれにAの術式である圧力を圧縮して刃をつくった


「まじかよA 」


「でもこれは滅多に使わないかな 相手によるけど
で､恵はどうして呪具のことを聞いてきたわけ？」


「いや呪具を持ちたいけど両手は常に使えるようにしときたいし みんなはどうやって持ち運んでるのか気になって」


「なるほどね〜 じゃあわたしのはあんまり役に立たなかったかな ごめん」


「大丈夫っす」


2年生とAが他のことで喋っていると暫く静かだった伏黒が


「先輩、A先生 なんとかなりそうです」



ニヤっと笑った

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