五条悟と同級生のあの人

(22) : ページ26

･




「てゆうか2日…？」



「ああ、やっぱり呪霊の結界で時間ズレてた感じですか？稀にありますよね〜」


「冥さんがいるのにおかしいと思ったんだ」


「そのようだね それはそうと君達 ¨帳¨ は？」





……ヤッベ







･






『続いて昨日静岡県浜松市で起きた爆発事故
原因はガス管の経年劣化！？現場の節アナウンサー！？』


というニュースを聞きながらAたち4人は夜蛾から説教を受けていた




「この中に『¨帳¨は自分で降ろすから』と補助監督を置き去りにした奴がいるな。そして¨帳¨を忘れた。名乗り出ろ」



と言われ五条は「先生！！犯人探しはやめませんか？！」と言う反面、A 家入 夏油 の3人は静かに目を逸らしながら五条を指さした

その瞬間「悟だな」と言い夜蛾は五条にゲンコツをくらわす


(なんかごめん…でも悪いのはお前だ悟…)


と静かに思ったAだった





･


説教後



「そもそもさぁ ¨帳¨ ってそこまで必要？別に一般人に見られたってよくねぇ？」


呪霊も呪術も見えねぇんだしと愚痴る五条に


「駄目に決まってるだろ」


とバッサリ夏油が一言


「そもそも呪霊の発生を抑制するのはその一般人の心の平穏なんだよ〜？ あと硝子それ似合うよ」


軽くAが補足したあと五条のサングラスを着けて遊んでる家入を少し茶化した



「そのためにも目に見えない脅威は極力秘匿しなければならないのさ それだけじゃない((分かった分かった」


「弱い奴らに気を遣うのは疲れるよホント」


「あはっ それに関してはちょっと同感かな〜」


「¨弱者生存¨それがあるべき社会の姿さ
弱きを助け強きを挫く いいかい悟 A 呪術は非術師を守るためにある」


「それ 正論？俺 正論嫌いなんだよね」


「私はそんなに上手くできた人間じゃないかなああ」


「…何？」


ああ喧嘩になりそうだなぁと呑気に考えているAだが少しソワソワしているようにも見える

それを察知したのは家入も同じらしく即座に避難した


「ポジショントークで気持ち良くなってんじゃねーよ
オ¨ッエー」


「あっははｯ もう無理我慢できない…w 傑のそーゆ考え少なくとも今の私にはできないな ただのエゴじゃん」



「外で話そうか 悟 A」
　
　
「寂しんぼか？1人でいけよ」

　
「いいねぇ ワクワクしちゃう」


ズズズズズｯｯ

(23) :→←(21) :

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す