５人の王子はセッターズ【ハイキュー】

lesson ８ ページ9

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そう言うと影山君は再び黙々と食べ始めた。




赤「影山は基本、興味無いので気にしない方が良いですよ」





「は、はぁ.....」





かなりキャラ皆さん強くないですか？




しかも.......すっごくマイペース。





こうして初日の夕食は幕を閉じたのでした。





おしま ...及「それじゃ、Aちゃん洗い物よろしくねっ！！」






...............。







孤「おれ、明日おやつにアップルパイ食べたい」







菅「俺、朝は和食がいいかな〜」




赤「洗濯は柔軟剤も使ってくださいね」






影「...........春高始まる.....(テレビ)」








.................マイペースだなおい！！！！





ここではお母さんなのね、私。




毎日こいつらの面倒を見るだけで全額免除なら安いものじゃん。






...私はこいつらのオカンになると決めた。









ーーーーーー








PM 22:30




やっと終わりました。これは遊ぶ時間もなさそう...





つい数時間前にオカンになると決めたのに、もうめげてる。





これ毎日なら大変だわ.......






慣れない家事と初めての環境で、久しぶりに疲労を感じている。





自室のベッドにダイブをし、暫く枕に顔を埋めていると、ノックをする音が聞こえた。





「どうぞーー.....」






嗚呼、もう顔をあげる気力も無いのね。







返事はしたものの、少しずつ意識が遠のく。





「ーーーーーー。」






誰かに呼ばれているのは聞こえたが、眠気に勝てず私はそのまま意識を手放した。








...............








ーーーーーーー









目が覚めると、そこは見慣れない天井。




見慣れない場所。





ゆっくり身体を起こしては窓から入る朝日が眩しくて目を細める。





.......朝...？





そこで私は制服を着ている事に気づく。





.....あの後、そのまま寝ちゃったんだ。






でも布団ちゃんと掛かってる...





無意識に携帯の時計に目をやると、時刻は７時10分。






その現実に一気に目が覚めると、全身に冷汗が噴き出るのを感じた。







及『朝食は朝の７時半だから、それまでに準備よろしくねっ！！』






昨日の及川先輩の笑顔を思い出してサッと血の気が引く。





やばいやばいやばい.......





２日目からやってしまった。今から作っても絶対間に合わない.....






私は急いでエレベーターへと向かい、下に向かうボタンを連打する。









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