ポケモンヒーローズ～オムニバス・サイドストーリーを目撃せよ!～10 (ページ47)

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それから4年後の現在…｡

司会者『続いてのコーディネーターさん､どうぞ!』

青木『ワタシラガ!チャームアップ!!』

青木のワタシラガ『ワッタ～(^-^)!」

テレビ画面には､ムチュールをイメージしたコンテスト衣装(紫色のジャケットとズボン､黄色のブラウスに白と紫のストライプリボンを胸に着けている)を着た青木と､

青木が投げたボールカプセルから出てきた､ワタシラガが流れていた｡

宮近「おっ!青木じゃん!」

宮近のマリルリ「リラリ～(^-^)!」

松倉「確か､2年前にコンテストデビューしたんだよな!北川と一緒に」

松倉のバチンキー「ウキャ(^-^)!」

知念「『コンテスト通信』の仕事で会ったんだけど､ポケモンスクールを卒業してからコーディネーターになったって聞いたよ｡特に青木くんって子､玄樹みたいなポケモンコーディネーターに憧れているんだって｡彼(青木)､きっとそうなるんじゃないかって僕は思うんだよね(*^^*)!」

知念のフォッコ「フォッコ(*^^*)!」

七五三掛「だけど､僕や知念くんと玄樹とバトルスタイルが似ているような気がするんですけど…(^_^;)」

七五三掛のアップリュー「リュ?(・・?)」

アルトテレビ局のカフェで､番組収録の休憩中の知念侑李､音楽グループのメロディアスの宮近海斗と七五三掛龍也と松倉海斗が､テレビのコンテスト中継を観賞していた｡

知念「いいじゃんいいじゃん(^-^)♪僕は気にしないタイプだし♪」

七五三掛「そうですか…?」

青木『さぁ､フィナーレ行くよ!ワタシラガ､マジカルリーフ!!』

ワタシラガ『ワッタ～!!(マジカルリーフ)』

松倉「おぉ!アイツ､やるじゃん!」

バチンキー「ウキャ(^-^)!」

司会者『青木さん､ありがとうございました!』

パフォーマンスを終えた青木は頭を下げると､王子様スマイルでカメラ目線に手を振って､次に観客席に手を振った｡

宮近「出たよ､王子様スマイル｡玄樹の真似したな」

マリルリ「リラリ～」

知念「そういえばさ｡青木くんって､2年前に開催されたポケモンコンテスト・スイートカップに出ていたよね｡確か､場所は…」

宮近「夏にカランコエ地方､冬にカントー地方で行われていました｡確か､青木はカランコエ地方では敗退しちゃって､カントー地方でメロディリボンを獲得しましたよ」

知念「そうだった!僕､あの時は2つとも見る暇がなくて､後にLINEで藤ヶ谷(太輔)くんから聞いたもん｡思い出した!」

フォッコ「フォッコ!」