7 ページ30
小山「それって､カナシダトンネルの落盤事故!?」
手越「そ｡いつものようにカナシダトンネルに入ろうとしたら､落盤事故が起きて通行禁止になっていた｡引き返したら､ポケモン達の鳴き声が聞こえて｡そこに行ってみたら､取り残された野生のゴニョニョ達がカナシダトンネルの入り口前で泣いていたの｡カナシダトンネルが通行出来るのは数日かかるから､俺はこの子達の面倒を見ることにしたんだ」
小山「そうだったんだ｡っていうか､寒くないのか?そのメ○スみたいな格好(;¬_¬)…｡おまけに､顔にペイントをつけているし」
手越「この格好の方が落ち着くもん(≧ヘ≦)!」
小山「(何だ､コイツ｡意外と可愛い所､あるじゃん(*^^*))」
小山が手越が着ている服装に対して突っ込むと､
振り返った手越はいじけるように口を尖らせた｡
それを見た小山は､思わず笑みを浮かべた｡
ゴニョニョ達「ゴニョゴニョゴニョ〜(*^^*)!(ご馳走さま〜!)」
手越「もう完食?早いねぇ!」
小山「随分､食欲旺盛だなぁ(^_^;)…」
手越「(きのみ袋の中を見て)あら?もう､あんまり無いか｡しょうがない｡また､採りに行かないと…っ!?」
エモンガ「エモΣ( ﾟДﾟ)!?」
小山「あっ､おい!!」
プラスル「プラΣ( ﾟДﾟ)!?」
マイナン「マイΣ( ﾟДﾟ)!?」
きのみ袋の中を見て､木の実があまり無いことに気づいた手越が､
木の実を採りに行こうと立ち上がった瞬間､倒れそうになり､
小山は慌てて､手越を支えた｡
手越「ううっ…熱い(ー_ー;)…」
小山「(手越の額に手を当てる)凄い熱だ!ど､どうしよう!やっぱり俺､ついてねぇじゃん(＞_＜)!って､そんなこと言っている場合じゃない!ポケモンセンターに連絡して…って､ここは圏外だった!近くに､ポケモンセンターは無さそうだし…どうすりゃいいんだ､俺〜(＞_＜)!!」
小山は狼狽えてパニック状態になり､どうすればいいか分からなくなってしまう｡
手越「ここ…シダケタウン…に､近い…から､シダケタウンの…ポケモンセンターまで…連れて…(ー_ー;)」
小山「シダケタウンね!OK!だけど､どうやって…」
ゴニョニョ達「ゴニョゴニョゴニョ!」
小山「えっ?君達が案内してくれるの?」
ゴニョニョ達「ゴニョゴニョゴニョ!」
小山「そっか…分かった!君達を信じるよ!さて…」
小山は「よっこらしょっと」と､熱を出して苦しむ手越を背負った｡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 8人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：セーラーローズ | 作成日時：2022年5月17日 13時
