ポケモンS&K～ダークポケモンを調査せよ!～2 (ページ38)

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小山「上田と中丸も参加したよね｡中丸が全然､行きたくなかったらしくてさ(^_^;)」

亀梨「あっ…そうだったな(^_^;)…」

上田と中丸の話を聞いた途端､亀梨の

表情が一瞬だけ､曇った｡

加藤「(小声で)小山…上田の話をしない方が」

小山「あっ､ごめん…」

亀梨「???」

会議室に着いた時､「すみませーん!」と声がした｡

深澤「来たのかな?俺､ちょっと見てきます」

ズルズキン「ズル!」

深澤とズルズキンは､声がした玄関の方へ向かった｡

ラウールはお茶を淹れるために給湯室に行き､

加藤､小山､山下､亀梨､河合は会議室に入った｡

河合「ここが､我々ジムリーダーで会議を行う部屋です」

河合によると､リンドウジムには

ジムリーダー同士の会議を行う会議室がある｡

主な会議は連絡事項や､今後のスケジュール等だ｡

今回はジムリーダーではないが､ダークポケモンに関する会議で､

最近､ダークポケモンが出没するカランコエ地方､

3年前にダークポケモンが現れ､現在もダークポケモンが

現れて襲っている危険な地方である

レーゲン地方のこれまでの

情報を話すことになった｡

中央の席には河合と亀梨､

亀梨方面の右側の席には加藤と小山､

河合と亀梨の目の前にいる席には山下､

河合方面の左側の席に深澤とラウールが

座ることになった｡

加藤「あの､河合さん｡ホワイトボードを御借りしてもよろしいですか?」

河合「えぇ､どうぞ」

小山「ありがとうございます」

山下は「ツボツボ､出ておいで」と

テーブルの上に向けてモンスターボールから出した｡

ノックの音がして､深澤が「失礼します」と入ってきた｡

河合「どうした?ふっか」

深澤「先程､通信で佐久間が言っていた方がいらっしゃったので連れてきました」

河合「そうか」

深澤「どうぞ､こちらへ」

深澤が言うと「失礼します」と一人の青年と

青年のパートナーであるミルホッグが入ってきた｡

山下「や､薮Σ( ﾟДﾟ)!?」

ツボツボ「ツボッΣ( ﾟДﾟ)!?」

入ってきたのが薮とミルホッグと知り､

山下とツボツボは驚きを隠せない｡

薮「あっ､山下くん(^^)!お久しぶりですm(_ _)m!ツボツボも!」

ミルホッグ「ホッグm(_ _)m!」

山下「あっ､あぁ(^_^;)…」

ツボツボ「ツボ(^^)!」

それもそのはず､実は山下と薮は共に

レーゲン地方にあるポケモン総合研究所で働く研究員｡

薮はカランコエ地方でのダークポケモンの情報を

集めるため､リンドウジムに来たのだった｡