ポケモンS&K～ダークポケモンを調査せよ!～2 (ページ23)

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特訓が終わると､四人で夕食を食べた｡

その最中､ソニアが口を開く｡

ソニア「その気球､クロッカス団のボスから貰ったの?」

ダチュラ「えっ､まぁね」

ソニアがクロッカス団の二人の後ろにある､

気球を見て言った｡

タンジー「俺たちが狙っている奴らのポケモンに､穴を開けられたこともあったがな(-_-;)」

ディーン「なるほど｡それが､お前たちの移動手段なんだな」

ダチュラ「あんたたちは､バルジーナとウォーグルだったわよね?元々､手持ちなの?」

ソニア「いいえ｡バルジーナとウォーグルは､私とディーンがエリートになった時にシャドーのボスから授けられたのよ｡頼りになるポケモンだわ」

ディーン「あぁ｡戦闘力も高く､飛行要員に役立ってるんだ」

ゴチミル「ゴチ」

コノハナ「ハナ」

ソニアとディーンによると､二人がシャドーに入って

訓練を積んできたあと､様々な暗躍をしてきた｡

その功績が認められ､シャドーに入ってから

わずか1年でエリートクラスの戦闘員になったのだ｡

カランコエ地方に来るまでは､戦闘員のリーダーとして

戦闘員たちを引っ張っていき､活動していったという｡

ソニア「私が持っているギルガルドとディーンが持っているゲンガーは､シャドーの訓練中にヒトツキとゴースの頃に捕獲したの｡『よく育てられてますね』と､エクレア様に褒められたわ」

ソニアのゴチミルとザングース､ディーンのコノハナとハブネークは

シャドーに入る前からの付き合いだそうだ｡

まだ､出していない2匹も同じだという｡

ちなみに､エクレアという女性はシャドーの幹部四天王の

一人でリーダー格､シャドーのボスの秘書も勤めている｡

かつて､カランコエ地方にいたという噂もあるようだが…｡

ディーン「ところで､その気球があるということは､ポケモンを奪いに行くのか?」

タンジー「あぁ､サンタウンにある育て屋さんだ｡そこには､様々なトレーナーのポケモンが預けられている」

ソニアは赤紫のポケパットを使って､

サンタウンの育て屋を調べた｡

ソニア「この建物ね?」

ダチュラ「(ポケパットを覗いて)えぇ､そうよ」

ソニアが開いたポケパットをダチュラに見せると､

ダチュラは頷いた｡

ポケパットに出された写真は､大きな広場に

一軒家の家があり､玄関前に看板があった｡