ポケモンS&K～ダークポケモンを調査せよ!～2 (ページ17)

今日:8 hit、昨日:8 hit、合計:5,236 hit

2 ページ17

「そんなにイライラしないで｡悩みがあるなら､聞いてあげる」

尊「…俺､リンドウジムに挑戦して負けてしまって､リベンジするために特訓していたんだ｡でも､周りのトレーナーたちがリンドウジムをクリアしていって､俺よりも先に行ったんだ」

「…悔しいのね?そのトレーナーたちに」

尊「あぁ｡だから俺は､今すぐリンドウジムに挑戦してクリアして､あいつらよりも全ジムのバッジを手に入れるんだ(｀ヘ´)!!」

「今すぐ､強くなりたいということかしら?」

尊「そうだ」

すると､フードを被ったマントを羽織っているギルガルドが

尊に近づいた｡

「私の目を見て…心の中で念じるのよ…」

尊は､顔も見えないフードを見つめた｡

尊「(今すぐ､強くなりたい!あいつらよりも､先に全ジムのバッジを手に入れる!)」

ソニア「今よ」

顔も見えないフードが2つの紫の光が光ると､

尊の目は暗くなって光が無くなった｡

さらに､マントを横に広げると

尊の腰についているボールに

黒い邪気が入れられた｡

尊は目付きが悪くなる｡

「あなたの先を越したトレーナーたちから､ポケモンを盗んでくるのよ…」

尊「はい､ソニア様…」

「じゃあ､ヒメユリタウン付近の道路の人気のない場所で待っているわ」

尊は振り返って歩き､リンドウシティへと向かっていった｡

それから､尊はリンドウシティにいる

トレーナーの少年少女たちのポケモンを

こっそりと盗んだ｡

さいみんじゅつが使えるシンボラーが､トレーナーたちを

眠らせたと思ったが…｡

ゲンガー「ゲン(*｀ω´*)!!」

お化けのようなゴースト・どくタイプのポケモン､

ゲンガーが地面からすり抜けて出てきた｡

実はゲンガーはソニアの手持ちではなく､ディーンの手持ちポケモンである｡

ソニア「ゲンガー､ちゃんと眠らせてきた?」

ゲンガー「ゲンガー(*｀ω´*)!!」

ゲンガーは､ギルガルドに操られている尊を

サポートしていたのだ｡

ソニア「後は､彼が来るのを待つだけね…」

しばらくして､尊が盗んだポケモンが入った

ボールが入っている大きな袋を

抱えてやって来た｡

ソニア「来たみたいだわ｡ギルガルド､彼を…あら?」

ソニアが木の影から覗くと､加藤と

ネイティオが尊の前に現れた｡

ソニア「(あと､一歩なのに!)ギルガルド､彼を操ってその黒髪の男を倒すのよ!」

ギルガルド「ギル!!」