ポケモンS&K～ダークポケモンを調査せよ!～2 (ページ15)

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加藤「(チルットは後で､戸塚さんに返しておこう)」

小山「シゲ､戸塚さんと共闘したって聞いたけど､どうやって勝利したんだ?」

加藤「うん｡戸塚さんも言っていたけど､あのヤンチャムとシンボラーは強かった｡特にヤンチャム｡ふるいたてるを最大まで､上げてきた(-_-;)」

藤ヶ谷「ふるいたてるは､攻撃と特攻を上げる技ですからね」

加藤「はい｡俺もノクタスも､ダメかと思いました｡すると､戸塚さんが俺に耳打ちしたんです」

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戸塚「はっ､そうだ!(加藤に)あの!」

加藤「はい?」

戸塚は加藤に､耳打ちした｡

戸塚「チルットがパワースワップを使って､ヤンチャムの上がった攻撃と特攻の能力を入れ替えます｡そして､あなたのノクタスに半分､分け与えます｡ですが､隙が出来ないと技を出せません｡チルットがノクタスに能力を分け与えたら､俺があなたにアイコンタクトをします｡それまで､攻撃をかわし続けてください」

加藤「…分かりました」

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小山「パワースワップは､相手のポケモンの能力変化を交換する補助技だよね」

加藤「うん｡チャンスが出来るまで､必死だったよ(-_-;)｡チルットに､パワースワップを繰り出すときに戸塚さん､左手の人差し指を動かして合図したんだ」

藤ヶ谷「どういうことです?」

加藤「俺たちから見て､ヤンチャムは左にいた｡戸塚さんは左にいるヤンチャムに､パワースワップを使え､という指示だったんです｡人差し指を動かしていたのは､パワースワップを使えという合図だったんです」

藤ヶ谷「なるほど､知らなかったな(-_-;)…」

すると､河合が入ってきて戸塚が帰ると

言ってきたので外に出て見送ることにした｡

加藤は戸塚に回復が終わったチルットが入った

モンスターボールを渡した｡

戸塚「ありがとうございますm(_ _)m｡これ､ナナカマドジムの電話番号です｡何かあれば､連絡します｡チルタリス!」

チルタリス「チル(^∇^)!!」

戸塚はコヤシゲと連絡先を交換すると､チルタリスを出して乗った｡

河合「じゃあ､気をつけてな」

藤ヶ谷「宮舘にも､よろしく(^_^)!」

戸塚「うん｡加藤さん､小山さん｡また､お会いしましょう｡See you!!」

戸塚を乗せたチルタリスは空を飛び､

コヤシゲ､河合､藤ヶ谷に見送られながら

ナナカマドシティへと向かった｡