ポケモンヒーローズ～オムニバス・サイドストーリーを目撃せよ!～6 (ページ47)

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監督「それでは本番5秒前!4､3､2､1!アクション!」

風磨とマリウスとコゼットとポケモン達が見守る中､

ドラマの撮影が始まった｡

監督の掛け声がした後､浴衣姿の高田とドッコラーが男湯の暖簾から出てきて､施設内を歩いた｡

岡田「金元くん(山田の役名)｡カランコエ地方って､どんな地方なんだ?」

山田「レーゲン地方から遠く離れた地方で､自然豊かで個性的な街があって､個性的なトレーナーが住んでいるそうです｡何故､カランコエ地方に住んでいる教授のお知り合いから依頼が?」

岡田「私も､さっきから気になっているんだ｡何だか妙な気がしてな…」

真田「妙?あの､教授のお知り合いはどんな方なんですか?」

岡田「あぁ､それは…」

岡田､山田､真田はソファーに座って､

岡田はレーゲン温泉水､山田と真田はモーモーミルクを飲みながら演技をしている｡

高田とドッコラーは､自販機を見つけてどれかにしようかと演技していた｡

風磨「さなぴー｡初参加とはいえ､演技上手いな｡さすが演技派だぜ」

マリウス「本当だね」

監督「カット!」

高田「ホッ…(^_^;)」

ドッコラー「ドッコラー…(^_^;)」

監督の「カット!」の声が掛かり､

やっと終わったと､高田とドッコラーは安堵した｡

早速､岡田と山田と真田が来て､

監督と一緒に撮影した映像を見ることにした｡

監督「(先程､撮影した映像を見て)良い感じだ｡悪くない｡念の為､もう1パターン撮影しましょうか」

高田「えっ(°∇°;)!?」

ドッコラー「ドッコラー(°∇°;)!?」

岡田「そうですね｡これよりも良い映像が撮れるかもしれませんし」

監督の一言に岡田をはじめ､

山田と真田は賛成し､高田とドッコラーは茫然とした｡

コゼット「あらら…｡高田さんとドッコラー､大丈夫かしら…」

モルペコ「モッペ…」

マリウス「ドラマの撮影って､大変なんだね(^_^;)…」

ニンフィア「フィア(^_^;)…」

風磨「あぁ｡翔のやつ､体が持つかな(-_-;)?」

サンダース「サン(-_-;)…」

山田「翔､ごめんな?というわけだから､もう一度出来るか?」

高田「やる!やります(*^^*)!何度も撮影して､良い作品にしましょう(*^^*)!」

ドッコラー「ドッコラー(*^^*)!」

風磨&マリウス&コゼット「めっちゃやる気じゃん(;゜ロ゜)!?」

風磨とマリウスとコゼットは高田を心配したが､

何度撮影しても気にしない発言に､驚くのだった｡