ポケモンF&M～ダークポケモンをリライブせよ!～9 (ページ5)

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～アリウムシティのポケモンセンター・治療室～

山下「カメ､ちょっと…」

山下は亀梨に耳打ちした｡

山下「横尾さんと阿部くんに､シャドーの事を話してほしいんだ｡ダークポケモンの事も」

亀梨「あぁ､分かった」

亀梨に耳打ちしたのは､横尾と阿部に

シャドーの事を話してほしいということだった｡

山下を攻撃しようとしたブラッキーを諭した

横尾が治療室から出てくると､

亀梨がシャドーの事を話した｡

亀梨「横尾､お前が戦った赤と黒の戦闘服の二人組だけど」

横尾「はい…」

亀梨「奴らは､シャドー｡ポケモンを奪ってダークポケモンに改造している､犯罪組織だ」

阿部「シャドー…」

ポワルン「ポワ～(´・д・｀)」

亀梨「今から3年前､シャドーはダークポケモンを利用して､レーゲン地方を支配しようと人々を襲ったり､ポケモンを奪ったりしていたんだ｡しかし､伝説のトレーナーによってダークポケモンを全てスナッチしてリライブし､シャドーは壊滅した｡下級組織であるスナッチ団も全員倒され､逮捕されて壊滅｡レーゲン地方に平和が戻ったんだ」

横尾「でも､何でシャドーが復活したの?」

亀梨「それは､俺にも分からない｡伝説のトレーナーも今､どこにいるか分からない｡しかし､レーゲン地方で二人の勇敢な青年トレーナーがシャドーに立ち向かっている｡一人は山Pと同じ､ポケモン総合研究所の研究員｡もう一人は､シャドーに潰された大財閥の元御曹司だ」

阿部「レーゲン地方で活動していたシャドーが何故､カランコエ地方に来たのか気になります…」

亀梨「恐らく､ダークポケモンをカランコエ地方に広めようとしているのだろう」

亀梨は､ガラス越しにいる治療室を見つめた｡

亀梨「3年前､レーゲン地方に遠征で訪れた時に山Pと出会った｡シャドーの事は､山Pから聞いたんだ｡レーゲン地方の出身者だから､あの地方の事は何でも知ってる｡もう二人の友人(上田と中丸)にも聞いたよ」

横尾と阿部は､顔を見合わせる｡

亀梨「とにかく､カランコエ地方にいるシャドーを見つけなくてはならない｡アルトテレビ局のジャーナリストの二人(コヤシゲ)にも､協力しないと｡横尾､阿部｡シャドーとダークポケモンに気をつけつつ､アリウムシティの住民を守るんだ」

横尾&阿部「はい!」

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山下『…というわけなんだ』